意外と知らない!デザイン料金と費用対効果の話

2023年4月5日

今回は企業がパンフレットや名刺を作ってもらおう。Webサイトを作ってもらおうと思った時にデザイン会社や広告代理店等にお願いするときのデザイン料金と費用対効果についてのお話をご紹介したいと思います。

デザイン関係の仕事は、どこにどんな料金が発生して、結局どのくらい費用がかかるのか。

その料金に対して、どのような費用対効果を考えて発注すればいいのかについて理解しておくと発注の際に役立つのではないかと思います。

ざっくりした費用についてのお話

まず、結論からお話ししましょう。当然デザイン費用に関してはその案件によってマチマチというのが結論になりますが・・・

中小企業の場合

紙媒体であれば3〜30万円

Web媒体であれば、3〜200万円

くらいの価格帯であることが多いです。

ですが、その相場はあってないようなものとも言えるのがデザインの世界です。

例えば、Twitterのロゴは5000円以下で作られたと言われています。

一方、ペプシのロゴは1億円以上と言われています。

この差はさすがに顕著過ぎますが、これがデザインの世界では起こっている事実です。

もっと一般的なデザイン制作物の具体的な料金についてはまた後述したいと思います。

どんなデザイン制作物がある?

そもそもどんな案件が多いのでしょうか。まずはデザインの仕事を発注する時、どんなものがあるのか整理しておきましょう。

例えば以下のものが多いでしょう。

  • 名刺
  • パンフレット
  • チラシ
  • ポスター
  • メニュー表
  • 看板
  • ロゴ
  • 社内資料
  • ホームページ
  • ランディングページ
  • 公式LINEのリッチメニュー

などが多いですね。他にも卓上のPOPやチケット、商品パッケージなんかがあったりしますが、ここでは代表的なものをあげさせていただきました。

どんな時に必要か

さて、次に上記のものが必要なときはどんな時なのかについても整理しておくとイメージしやすいと思います。

例えば下記です。

  • 売上をあげたいから広告やポスティングを検討している
  • 新しい事業を行うから、パンフレットやWebサイトを作りたい
  • ホームページが古く、掲載している情報を刷新したいからリニューアルしたい
  • 値上げをしたいからメニュー表を新しくしたい
  • 新入社員が入ったから名刺や資料を作成したい
  • 補助金を使って店舗をリニューアルしたいから、看板や折込チラシを打ちたい
  • 新商品を出したから店内ポスターを作りたい
  • 公式LINEのフォロワーが増えてきたから、マネタイズするためにリッチメニューや販売導線を構築したい
  • 新しく事業を始めるからロゴから紙媒体、Web媒体一通り作りたい
  • キャンペーンを打ちたいからランディングページを作成して広めたい
  • 採用をしたいから、パンフレットとランディングページを作成して募集したい
  • スタッフ教育を進めたいから、動画とテキストを使って教育用の資料を作成

などなど、シーンは多岐にわたりますが、企業の売上をあげる、コストを削減する、品質をあげる、ブランディングをしたいなど、課題とその解決策が見えた時にデザイン制作物を依頼することが多いのではないでしょうか。

一般的なデザイン料金の決め方

さて、ここからはデザイン料金の決め方についてです。

よくデザイン料金を決める上でよく持ち入れられる方法は、ズバリ『制作時間』です。

この制作時間を一人あたりがどのくらいの時間をつかって制作できるのか、またその前後に行う打ち合わせ、修正費用などを含めて値決めを行っている会社が多いでしょう。

当社、株式会社LICTでも同じです。

よくあるのは1時間あたりデザイナーやディレクターが働くといくらになるのかを基準にします。

例えば、1時間あたり3000円という人件費で計算している会社であれば、8時間働いて、24000円のデザイン制作費がかかります。

またその前後の打ち合わせや修正等も加味して、8時間かかる。

合計16時間かかるとなると、

デザイン料金が3000/h × 8時間 × 2日 =48000円ということになるわけですね。

この1時間あたりの人件費は会社によって違ってきますし、役職などによってもかわってきます。例えば、デザイナーは1時間あたり3000円だけど、ディレクターは1時間あたり4000円という形で計算する会社もあります。

傾向として、大きな会社ほど、1時間あたりの人件費の計算は高くなる傾向にあります。

高くても、仕事を受注できるブランド力や、そもそも人件費が高い、それに応じてクオリティも高いという傾向にあるからです。

ちなみに当社では1時間あたり3000円を基準として予算を算出しています。

当社のデザイン制作に関して、Webサイト、グラフィックなどの紙媒体制作などの料金に関しても掲載していますので、参考にどうぞ。

>>Webサイト制作

>>グラフィック制作

デザイン料金の一般的によくある価格帯

具体的な制作物ごとによくある価格帯についても知っておくと参考になることでしょう。

下記に表にまとめましたので参考にどうぞ。

依頼内容制作会社の料金相場
ロゴデザイン30,000~100,000
チラシ・フライヤー(A4両面カラー1000部)40,000~120,000
名刺・カード(片面)(両面カラー100部)10,000~
サムネイル(1枚)5,000~
バナー(1枚)15,000~
パンフレット・カタログ(計4ページ)80,000~
パッケージ(1商品)150,000~
ポスター(A2片面カラー10部)40,000~
書籍・表紙デザイン100,000~
イラスト作成10,000~
ホームページ制作(5ページ)300,000~
LP作成200,000~

デザイン料金と費用対効果について考える

さて、ここからはデザイン料金とその費用対効果について考えてみましょう。

基本的にはどの施策に関してもそうですが、企業であれば、かけた投資よりも大きなリターンを考えて投資することは当然考えるべきポイントです。

そこでデザインの位置付けを理解しておくことが必要です。

デザインは上記でも書いたように、何かの目的や達成したいことがある時に使われる一つの手段に過ぎません。

だからこそ、その施策、その解決策が本当に正しいのかということを分析してみる、戦略を立てるということが最も重要な部分です。

そして、ウェブの場合よくあるのが運用に関してです。基本作って終わりということはなく、

  • どこからサイトに流入するよう設計するのか
  • 流入した結果どのようにマネタイズポイントまでの導線を弾くのか
  • アナリティクスでの解析等は自社でできるのか

など、運用面を考えた設計も重要になってきます。

とはいえ、その戦略、設計部分が大きなコストとなることは言うまでもありません。

予算がない企業ほど、戦略、設計に予算を割くべきと言う考えもありますが、会社が回って行かないことには意味はありません。

ですので、どこまで、自社で行って、どこまでデザイン会社に依頼するのかを考えることが最も重要なポイントになります。

デザインを依頼するにあたって、毎月出ている営業利益から毎月コストを割くことや、月によって利益が出たり、赤字だったりする場合は、黒字になった時にコストをかけ、キャンペーンを打ち出して単発的な売上をあげたり、そこからLTVをあげる施策を打っていくということがいいでしょう。

また、決算の期末で出そうな利益をデザインにあてて、来季の売り上げに活かすということは常套手段としてあげられます。

店舗ビジネスの場合

店舗等でよくあるエリアマーケティングを例にとると、最も安く売上をあげる施策ということを考えると、チラシの制作のみをデザイン会社に依頼し、自社のスタッフの空き時間にポスティングをかけ、マーケティングを行うことになるでしょう。

もう少し、手間を買いたいということであれば、折込チラシで配布の手間をなくしたり、計測は難しいですが、看板設置等で集客を図ると言うことも一つの手になり得るでしょう。

それ以外にもwebから集客ということになれば、LPだけ作ってもらい、インスタ広告を自社で回すという選択肢もあるでしょう。

どこまでお願いしたら適切な予算の使い方ができるのかわからないと言う方は一度当社にお問い合わせしてご相談ください。

直接的な費用対効果だけではない場合

ここまで費用対効果について語ってきましたが、デザインにおいては全てが売り上げに直結するものだけではありません。

例えば、名刺やパンフレット、ブランディング用のWebサイトなど、売上は直接的には見えないが、企業のブランディングとして、イメージアップや、教育体制などを整えるということもあります。

これは最終的な目的という意味では企業の利益ということに他なりませんが、これに関してデザインを依頼したらすぐに結果に結びつくというものではありません。

しかし、会社の理念、カラー、お客様からのイメージの統一、特徴など、この会社といったらこれだというブランドを形成するためにも用いられます。

特にロゴなんかは象徴的です。ロゴが直接的に売上を作ることはありませんが、大きな企業のロゴは皆さんも見ただけで気づけるレベルのものがたくさんあることでしょう。

どの企業も水のように溢れる予算があるわけではありません。その中でも、限られた予算を使いながら、顧客が持って欲しいイメージや、自社の商品が適切なターゲットに届くことにより、口コミの増加から長期的な売上、採用へとつなげていくブランディングを行っていく。

これもまたデザイン制作を依頼する一つの要素でもあるわけですね。

デザインを価値で考える

ここまでデザイン料金の相場や費用対効果についてみてきましたが、結局大事なところは『価値』で考えるべきです。

投じた予算に対して、どこにどのくらいの価値があるのかを考えることでシンプルに考えることができます。

例えば、かけたコストに対して売上を目標とするなら、どのくらいの売上を上げられそうかということ。

また起業初期でとりあえず、自分で営業を頑張るから営業用の資料として、会社資料作成やホームページの作成、名刺をスピード感をもって作って欲しいということであれば、『基本的なことを網羅した内容でスピードをもって制作してくれること』が価値にもなり得ます。

ここまでの話でデザイン制作物はツールであり、目的ではないことはご理解いただけたと思うので、そのツールをどのように活かすのか、どんな価値をもたらすのかということを考えることが重要です。

その点、どんな制作物が必要か、どんな使い方をしたらいいのかとアドバイスしてくれるデザイン会社を選ぶことが重要とも言えるため、ただ作るだけではなく、目的に沿った制作物を作ってくれそうかということを判断の一つとするべきでしょう。

デザイン制作は外注すべき?内製化すべき?

ここまで、デザインに関する料金について語ってきましたが、多くの施策、多くの考え方があるので、難しいことも事実でしょう。

またここまでお読みいただいたあなたはデザイン制作を本当に外注すべきか、内製化するべきかということを迷われているかもしれません。

下記の記事でもデザイン制作の外注と内製化について詳しくご紹介していますので、合わせてご覧いただけると幸いです。

>>デザインは外注すべきか、内製すべきか。メリットデメリットを解説

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