ホームページを作ったけど、全く集客できていない企業というのが本当にたくさん存在します。実際にデータを見てみると1ヶ月で50アクセスあればいいとこ。
せっかく作ったのに、実態は散々なんていう企業も多いのではないでしょうか。そんな企業に向けて、ホームページで集客できない本当の理由についてご紹介します。
ホームページはうまく使えば売上貢献、採用貢献、ブランディングなど、24時間365日稼働してくれる最高の営業マンになるものです。集客できない理由について理解し、可能なものから改善するための参考にしてください。
流入経路が設計されていない
一つ目の理由は流入経路が設計されていないことです。
ホームページを作成する際にはどこからアクセスを集めるのかということを考えるのは基本ですが、予算の関係や、マーケティング知識の乏しい制作会社に依頼する場合は非常に多い状況です。
例えば、ホームページの主な流入経路は以下です。
- SEOからの自然検索
- 広告
- YouTube
- note
- LINE
などがあげられます。
どこからどのくらいの流入を見込めるのか、また運用しながら対策をしていくのかを考慮してホームページを作っていないと、ただ作っただけで、全くアクセスが集まらない、本当によくある例です。
あなたのホームページはどこからアクセスが集まっているか言えますか?どのメディアからどのくらいの割合で?
中々答えられる人は少ないです。ビジネスではどこから集客するのか基本的なことなのに、ホームページになるとおろそかにしてしまうという企業も多いことでしょう。
まずは、Googleアナリティクスなどを使って、自社のアクセスがどこからきているのかを確認してみましょう。
コンセプトが明確になっていない
次の理由としては、コンセプトが明確になっていないということです。仮にホームページを制作して多少アクセスを集められても、正しいターゲットに正しいメッセージが伝わっていなければ、集客には繋がりません。
自社のサービスのターゲットは誰なのか、そのユーザーがどんな行動をとり、どんな情報を知りたいのかをリサーチすることも重要です。
ホームページリニューアル時では、コンセプトの見直しや適切なコンテンツを考慮しながら作成してもらうよう意識した方がいいでしょう。
SEO対策ができていない
次の理由はSEO対策ができていないということです。
SEO対策はGoogleのアルゴリズムに依存するもので、常に変化もしていくため、明確な答えというものはありません。
とはいえ、やみくもにブログを更新しても、検索が増えるとはいいがたいです。
SEO対策は主に以下の3点が重要です。
- SEO内部対策
- SEO外部対策
- コンテンツの質
SEO内部対策
SEOで自然検索の流入を考えているのであれば、まず考えなければいけないことは内部対策です。
内部対策とはGoogleにしっかりとサイトの居場所はコンテンツの構造を理解してもらい、評価してもらうための対策です。
主にホームページの表からは見えない部分が多く、適切なコーディングでホームページを制作することです。ブログなどのコンテンツを拡充させるよりもまずは、この内部対策がしっかりできているのかを確認することが重要です。
SEO外部対策
次に外部対策です。主に権威性や信頼性をGoogleに認知してもらうためです。被リンクを獲得したり、専門家の監修を受けることでサイトの評価を上げることができます。
地道な施策ではありますが、まずはその業界のポータルサイトの被リンクやSNSからの被リンクが適切に集められているか確認しましょう。
コンテンツの質
最後にコンテンツの質です。ここまでの施策を行なって、なおコンテンツの質を高めることで検索上位に表示されるようになります。
コンテンツの質に関しては非常に正解が曖昧な部分ではありますが、検索意図から必要な情報を網羅し、自社のナレッジや専門家の意見など1次情報をを取り入れることで質が高まります。
必要な情報を網羅することも重要ですので、3000文字以上になることが当たり前の世界です。
ユーザーがどのようなことを知りたがっているのか、キーワードで検索しながら適切なコンテンツを制作していくことが重要です。
ホームページのSEO対策については下記の記事でも詳しく解説しています。
→SEO対策とは?集客につながるホームページのSEOを初心者向けに解説
費用を抑えて運用体制ができていない
次はそもそも流入のために費用を割けておらず、運用体制ができていないということです。
ホームページは作ってからが始まりとはよく言われますが、運用面に関しても費用を用意するべきと思います。当然自社にWEBの知識が潤沢にあり、手を動かせるリソースがあれば自社スタッフに運用してもらえばいいかと思いますが、それでも人件費はかかるものです。
また外注した方が、コア業務に集中できるなどのメリットもあることから外注に予算を割くパターンも多いです。
また、すぐに効果が欲しいということで、広告運用という手がありますが、それでもやはり広告費用がかかってきてしまいます。
いずれにしても、運用に費用がかかるということを認識して、ホームページ制作を考慮することが重要です。
ホームページの運用や費用については下記の記事でも詳しく解説しています。
→Webサイト運用の必要性や費用を紹介|運用代行と内製化はどちらが最適解なのか
→ホームページ作成費用と相場を徹底解説【悲報】僕は知らないせいで250万損しました
ホームページから集客できていないならまずは流入設計
ここまでホームページで集客できない本当の理由というテーマで書いてきました。自社のホームページから中々集客できていないという企業があったらまずはどこから流入させるのかを考えてみましょう。
すでにアクセスがあるメディアはあるのか、SEOなのか、広告なのか、YouTubeなのか、どこからアクセスをもたらすことが良さそうなのかを考えてみましょう。
当社LICTのマーケティング支援サービスの内容も参考になれば幸いです。
またそれに伴って、ユーザーへの理解、導線設計なんかも考えながら売上発生までの道筋を一度立ててみるといいでしょう。
もし、そうは言われても、どこから手をつければいいのかわからない、こう思っているが、正しいかどうか不安という方は当社で無料相談をしていますので、一度ご相談ください。