現在では、マッサージと一口にいっても、治療系や、オイルマッサージ、出張サービスなど様々なマッサージ店が存在します。
マッサージ店は、中身が見えないことが多く、体験したことのないユーザーにとってはわかりにくい部分があるでしょう。
このことからも、集客・宣伝方法をどのように行うかは非常に重要です。
マッサージ店がどのように集客を行えばいいのか、具体的な施策や効果的な見せ方について解説いたします。
株式会社LICTでは、貴店が抱えるビジネス上の課題を分析したうえで、最適な集客施策をご提案いたします。ご提案から実行支援まで一気通貫して対応いたします。
ご提案内容にご納得いただいたうえで支援を実行いたしますので、お気軽に現状の課題をご相談ください。
マッサージ店・リラクゼーションサロンの集客の4つのポイント
マッサージ店やリラクゼーションサロンが集客するにあたって、重要となる4つのポイントを解説いたします。集客するための根幹となる部分ですので、押さえておきましょう。
コンセプトを明確にする
お店のコンセプトは非常に重要です。コンセプトとは、『誰に』『どんなメッセージを届けたいのか』ということです。
コンセプトが明確でないとどのようなコンテンツが必要なのかも曖昧になります。現代では、マッサージとはいっても様々なお店が存在するため、自店のサービスはどんな人にとって価値が高いのか、サービスをどのように伝えるのかは非常に重要です。
内容をより具体的にする
マッサージ店は中身が見えないことが多いため、施術内容を具体的に伝えなければユーザーには響きづらいです。
どんな商材を扱っているのか、施術の時間や流れはどうか、施術する空間はどうか、スタッフはどんな人かなど、どんなお店かを詳しく伝えるようにしましょう。
ユーザーは常に不安を抱えています。本当に効果があるのか、どんな人が施術してくれるのか、内容はどんなものか、不安を解消するために具体的に説明することが重要です。
幅広い施策を効果的に活用する
昨今では、多くのサロン業態が生まれ、自分のお金をどこに投じるのかをユーザーは常に考えています。
その中で、マッサージ店が自店を選んでもらうには、幅広い施策を打つことで効果的に集客することが出来ます。
当然、同業種との競合もあるため、様々なメディアで目にすることで、自然と選択肢に入りやすくなります。
単純接触効果といい、接触頻度を高めるためにも幅広い集客施策を活用しましょう。
リピートされる仕組みを作る
マッサージ店が生き抜くためには、リピート客をどれだけ掴めるかが重要となります。特に地方では人口に限りがあるため、リピートされる仕組みがなければ、衰退していくことにつながります。
また、新規顧客にリピートしてもらえるかが、事業の売上に大きく関係するため、リピートされる仕組みづくりを構築しておきましょう。
具体的なリピート施策に関してはこの後、詳しく解説します。
マッサージ店・リラクゼーションサロンの具体的な集客施策6選
マッサージ店、リラクゼーションサロンにはどのような集客施策があるのでしょうか。効果的な施策を6つご紹介しますので、ご活用ください。
ポータルサイトやクーポンサイト
ホットペッパービューティーなどのクーポンサイトやサロンを紹介しているポータルサイトからの集客は、効果が高いです。
検索からの流入に非常に強いため、多くの流入を見込めます。
広告料などの掲載費用は発生するため、費用対効果が合うのかは検討しなければいけませんが、特に開店初期など既存顧客がいないうちは積極的に活用するといいでしょう。
注意点としては、クーポン目的で来店されるお客様が多いため、ターゲットとしてそぐわないお客様も来店される可能性があります。
また競合が多いエリアの場合、自店を選んでもらいづらくなるため費用対効果が合わない場合もあります。
SEO対策
ホームページやブログを活用して、Googleなどの検索から集客を行う施策です。適切なキーワードを選定して、作成することが重要です。キーワードとは、ユーザーが検索する時に用いる単語のことです。
『エリア×マッサージ』『エリア×リラクゼーション』などのキーワードを設定して、自店に合うユーザーの検索に対して自店を知ってもらうことに役立ちます。
ホームページやブログは、認知してもらうだけでなく、どのようなお店か、どんな雰囲気かなど、興味関心を高め、来店に繋げるためのツールとして活躍するため、制作しておきたいところです。
弊社でも、ホームページ制作や集客に関するご提案から制作まで行なっていますので、興味のある方は、一度無料相談にご相談ください。
MEO対策
MEO対策は、GoogleマップやGoogleの検索からの集客を行うことができる施策です。
予約機能や、口コミ、店舗までの経路案内の機能があるため、上位表示できれば、集客効果は非常に高い施策になります。
マッサージ店側も無料で使えるため、必ず行なっておきたい施策の一つです。
MEO対策ではGoogleビジネスプロフィールに登録して情報を入力しておきましょう。
MEO対策では、口コミの数が多い方が上位表示される可能性が高いため、来店されたお客様に積極的に口コミを書いてもらうようにしましょう。
MEO対策については下記記事でも詳しく解説していますので、合わせてご活用ください。
WEB広告
WEB広告は広告料が発生しますが、様々なメディアで行うことができ、集客スピードも早いため効果的です。
マッサージ店の多くは開店初期の新規顧客に苦戦する店舗が多い印象です。
WEB広告を活用することで、初速を稼いだり、定期的に新規顧客獲得に繋がります。
Google広告やInstagram広告と相性がよく、予算をみながら積極的に活用したい施策です。
SNSの活用
マッサージ店では定番となっている施策の一つがSNSでしょう。Instagram、facebook、Twitterなど無料で始めることが出来、効果的に利用すれば、非常に費用対効果の高い集客施策になります。
一方でどのようなコンテンツを投稿したらいいのかわからない、フォロワーは集まったが来店に繋がらないなどの悩みを抱えている方も多いです。
相性がいいのはInstagramやfacebookです。昨今では特に動画を用いて活用し、マッサージの施術内容やお店の雰囲気をよりわかりやすく見せるようにしましょう。
Instagramののリールはフォロワー以外の人にも非常によく見られる仕組みになっているため、まだフォロワーが少ない店舗は積極的に活用してみましょう。
投稿では、施術内容や料金、お店の雰囲気をみやすい形で投稿し、ホームページ同様の使い方をすると来店に繋がりやすくなります。
チラシや看板等のオフライン施策
マッサージ店にとって、チラシや看板などのオフライン施策も重要です。マッサージ店の場合、2階以上の店舗で経営されている方も多いことかと思います。
大きな看板を設置することで、遠目からも見える形にすると単純接触効果が高まり集客に効果的になります。
チラシの配布に関しては自店で配れば、費用としても安くなる傾向にあるため、費用が少ない店舗は積極的に活用しましょう。
マッサージ店は自店のエリアで集客できるかがポイントになるため、店舗に近いエリアに対して積極的に配布していくと効果的です。
どの集客施策から取り組んだらいいのかわからない、どのくらいの費用をかければいいのか疑問という方は、一度LICTの無料相談にご相談ください。現状の課題分析から最適な施策をご提案いたします。
マッサージ店・リラクゼーションサロンのリピート施策2選
マッサージ店、リラクゼーションサロンのリピート施策は非常に重要です。ここでは2つのリピート施策について解説いたします。
公式LINEの活用
公式LINEはリピート率を高めることに非常に効果的です。
リッチメニューのリンクから、自店の興味を高めることが出来たり、定期的なメッセージを配信することで、再来店を促すことが出来ます。
無料で、あいさつメッセージからステップ配信を組むことも出来、2回目の来店を促すには非常に効果的に働くでしょう。
公式LINEには付属のサービスで予約機能をつけることも可能です。そのため、顧客管理にも利用でき、データを再来店に生かしやすいことも特徴の一つです。
クーポンやキャンペーンを定期的に行うなども合わせて配信することでリピート率を高めましょう。
クーポン発行
クーポンを発行することもリピート率をあげる代表的な施策です。LINEを活用してクーポンを配布することが管理もしやすく良いのですが、紙のクーポンを来店時に渡すだけでも効果は十分あります。
私たちが経営する実店舗でも紙のクーポンを発行することがありますが、やはりクーポン好きの人はかなりの数いるなと実感しています。
弊社の店舗で折込チラシに利用期間は約2ヶ月のクーポンをつけ、来店したことがあるか、ないかのアンケートをつけたことがあります。
その時の結果が下記です。
クーポン枚数 | |
来店したことがある | 332 |
来店したことがない | 66 |
合計 | 412 |
上記の表から来店したことがある人の方でも多くの方がクーポンを利用していることがわかります。
リピート率を高めるために、積極的に活用しましょう。
株式会社LICTではLINE構築やクーポンなどのデザイン制作も行なっていますので、興味のある方は、ご相談ください。
マッサージ店・リラクゼーションサロンが集客する時の2つの注意点
マッサージ店、リラクゼーションサロンが集客施策を行う際に気をつけるべき注意点もありますので、解説します。
広告に関する不当表示に気をつける
WEB広告など広告を利用する際に、不当表示に気をつけなければいけません。薬機法などの規定が厳しく設定されています。
例えば、『治療』や『予防』などの文言は使っていけないほか、誰にでも効果があるという表現は使ってはいけません。
広告が法律に違反している場合、行政指導や処分を受ける可能性があるため、不当表示の有無は正確に確認する必要があります。
安易な低価格の設定
マッサージ店は原価率が低く、売上のほとんどが粗利益となります。だからといって、安めの価格設定にすることは注意が必要です。
また大手が安いからと対抗しようとして低価格にするのも望ましくありません。
個人店であれば、顧客単価5000円くらいはほしいところです。
大手のようにブランドバリューや多くの費用を使って集客することが出来る業態を真似しても集客力の差で経営が苦しくなりがちです。
適度な料金設定にし、効果的に集客に費用を使うことも重要ですので、特に開店前のマッサージ店は注意しておきましょう。
【LICT式】マッサージ店集客成功へのロードマップ
マッサージ店が集客を成功させるには、新規集客とリピート率を高め、継続的に集客する仕組みを作ることが重要です。
ここから弊社株式会社LICTが、マッサージ店をどのように集客成功へと導くのかいくつかの方法を例にご紹介します。
ロードマップ①:いつまでに何を誰がやるのか
マッサージ店で効果的に集客するにはコンセプトの明確化や幅広い施策を行なっていく必要がありますが、全てを自店で賄うのは非常に大変なことでもあります。
人的リソースや専門的な知識も必要となることから、いつまでに何を誰がやるのかを明確にしそれぞれが施策を行なっていくことが重要です。
例えば、コンセプトやサービス、施術内容の洗い出し、自店の強みは店舗オーナーや店長が考え、ホームページの制作は外注する。
MEO対策とInstagramは店舗側のスタッフが運用し、広告やLINE運用は外注するなど自社とアウトソースを活用しながら集客施策に取り組むことを検討しましょう。
ロードマップ②:具体的な集客施策を実行
業務の割り振りやスケジュールなど戦略や設計が決まったら、具体的な集客施策を実行していきます。
効果の高そうな施策から随時実施していきます。
例えば、とりあえずチラシを制作を依頼し作ってもらい、自店のスタッフで配布を始める。
配布している間に、LINE構築、Instagramの投稿作成、ホームページの制作を実行。ホームページでは『エリア×マッサージ』などのキーワードで上位表示できるようSEO対策もしっかり行います。
ご来店されたお客様に、口コミを促すポスターや導線を確保。
など具体的な集客施策を実行していきます。
ロードマップ③:改善を繰り返し、リピート率向上に注力
徐々に集客できるようになったら、改善したり、リピート率を向上するにはどうしたらいいのかPDCAを回す。
様子を見ながら、利益を広告に回しさらに集客に厚みをもたせる。
このように、自店とアウトソースを上手く活用しながらスピード感を持って取り組みます。店舗ビジネスは固定費等もかかるため、いつまでに何を誰がやるのかは非常に重要です。
効果的に集客できるよう、効果測定と改善をしながら成功へと導きます。
これはほんの一例ですが、ぜひ貴店の集客の参考にご活用ください。
株式会社LICTでは、貴店が抱えるビジネス上の課題を分析したうえで、最適な集客施策をご提案いたします。ご提案から実行支援まで一気通貫して対応いたします。
ご提案内容にご納得いただいたうえで支援を実行いたしますので、お気軽に現状の課題をご相談ください。