美容室のホームページの必要性とは|集客ツールとしての活用と適正な予算も解説

美容室で集客を行う、採用を行うにはホームページ以外にもSNSやポータルサイトなど複数の施策がありますが、ホームページの必要性はどんなところにあるのか疑問に思ったことはありませんか?

当記事では美容室におけるホームページの必要性や、必要な場合どの程度の予算を考えるべきかを解説していきます。

WEBから集客したい、採用したいとお考えの美容室はぜひご覧ください。

株式会社LICTでは、貴店が抱えるビジネス上の課題を分析したうえで、最適な集客施策をご提案いたします。ご提案から実行支援まで一気通貫して対応いたします。
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美容室のホームページの必要性とは

台の上のPCとモニターにWebサイトが表示

美容室のホームページは本当に必要なのでしょうか。美容室のホームページの必要性や必要ない店舗はどのような店舗かご紹介します。

ホームページが必要ない美容室とは

逆説的ではありますが、ホームページが必要ない美容室を考えると必要性についても見えてくると思います。

ホームページが必要のない美容室は、すでに既存顧客で予約がいっぱいとなり、新規獲得する必要がない店舗です。

果たしてこんな店舗があるのかということは少し疑問を覚える方もいるかもしれません。

というのも新規と既存顧客のリピートを積み重ね、売上を出来るだけあげたいと考えている経営者がほとんどだからです。

夫婦で美容室を営んでいて、予約はいっぱいだが新しいスタッフをいれて売上を伸ばしていくのではなく、現状維持を続けたいという考えであれば、ホームページは必要ないかもしれません。もしくは紹介や口コミのみで売上が確実にあがり、リピート率も高い、顧客単価も満足しているということであれば必要がないでしょう。

逆にこれ以外はホームページが必要、あるいはあったほうがいいということになります。

新規顧客を獲得出来る

それではホームページの必要性について考えてみます。一つ目は新規顧客を獲得できることです。ホームページはGoogle検索から流入したり、InstagramなどのSNSのリンクからの流入、広告経由からの流入、ホットペッパービューティーなどポータルサイトが一般的です。

認知してもらう流入経路は様々ですが、ホームページは情報量が多く、伝えたい情報を体系的に伝えられるため、興味関心を高め、来店に繋げることができる媒体です。

中には、現在作ったのに全然新規で獲得できていないということをいう美容室の方がいますが、初めて来店されたお客様にしっかりと来店の経緯を聞いているでしょうか。多くのユーザーは来店時にホームページを閲覧していることが多く、新規の来店に役立っていることがあげられます。

顧客の単価を高められる

ホームページは顧客の単価を高めることにも活用できます。

公式LINEやSNSなどのフォロワーがいるメディアに対して、ホームページのリンクを貼ることで、自店の人気メニューや、それぞれの施術に対するこだわりやメッセージを伝えることが可能です。

特に公式LINEからの誘導は効果が高く、酸熱トリートメントやヘッドスパ、デトックスなどまだまだ認識が低い施術メニューに対して適切にメッセージを届けている美容室が少ないです。

来店時はカラーだけだったけど、デトックスの重要性を理解し追加メニューをしてくれるようになるお客様や、カットで来店したけれども、梅雨時期になって酸熱トリートメントを試してみたくなりオーダーをもらえることもあります。

このように、様々な施術や追加メニューを訴求することにより、顧客単価をあげることにもつながります。

当然再来店を促す効果も同様に期待できます。

美容室の集客はポータルサイトで十分か

黒い布に置かれた様々なサロンツール

美容室の集客において、最もユーザーの閲覧が高いのが、ホットペッパービューティーなどのポータルサイト、クーポンサイトになります。

美容室の集客はそれだけで十分なのでしょうか。美容室は全国で26万件も存在する競合がひしめく業界です。

ポータルサイトは強力な集客ツールですが、その中で自店を選んでもらうには厳しいエリアもたくさん存在するでしょう。

ポータルサイトの広告料問題

ポータルサイトは、毎月の広告料も発生するため、負担が大きくなる店舗も多いことかと思います。もちろん、ユーザーもポータルサイトやクーポンサイトで店舗を決めるには結局どこを選んだらいいのかわからないという状態も多く発生しています。

しっかりとしたホームページでポータルサイトでは伝えきれないコンテンツやメッセージを伝えることで自店を選んでもらいやすくなります。

ポータルサイトはプランにもよりますが、ほとんど全ての店舗が伝える内容は似てきます。そのため自店の強みを表現しづらいことや、クーポンを頼りにくるお客様が増えるため、本当にきて欲しいお客様ではないお客様もご来店されることが多くなりがちです。

ホームページの重要性のアンケート調査

ホームページの重要性について興味深いアンケート結果があります。

ヘアログを運営する株式会社ノーマリズムが、2020年に全国の20代〜50代男女を対象に、美容室選びにおける公式ホームページの重要性をアンケート調査したデータがあります。

>>参考:美容室選びで「公式ホームページをチェックしますか?」のアンケート調査

上記の画像からわかる通り「美容室探しで使う媒体は?きっかけとなった媒体は?」の質問では、美容ポータルサイトが68.8%、検索エンジンが24.1%。SNSが4.5%、アプリが2.7%という結果となりました。

また、「美容室を選ぶ際、そのお店の公式ホームページをチェックしますか?」の質問では、チェックするが66%、チェックしないが34%という結果となりました。

>>参考:美容室選びで「公式ホームページをチェックしますか?」のアンケート調査

上記のデータからもわかる通り、多くのユーザーが美容室選びの際にホームページをチェックしているため、ホームページの重要性は高いことがわかります。

美容室のホームページに必要な要素

黒い髪の女性をカットしているシーン

美容室がホームページを作る際にどんな要素が必要なのかを解説します。美容室の特徴的なことはポータルサイトが人気の集客ツールということなので、それと合わせて考えることが重要です。

ポータルサイトのコンテンツ

ホットペッパービューティーに掲載できるコンテンツを考えてみると、ホームページで何を訴求すればいいのかを絞ることが出来ます。

ホットペッパービューティーでは主に以下のコンテンツや機能があります。

  • 画像3~10枚
  • ヘアーギャラリー
  • 予約システム
  • クーポン
  • 特徴やこだわり
  • メニュー紹介
  • スタッフ紹介
  • 求人ページ

上記のコンテンツや機能を使うことができます。プランにより掲載できるものや数に制限があるため、自店のプランや目的に合わせてホームページに盛り込む要素を考えた方がいいでしょう。

コンセプトを明確に

美容室のホームページを作る上で、コンセプトを明確にすることが重要です。コンセプトとは誰に何を伝えたいのかということです。

コンセプトを言語化できていない美容室は非常に多く、そのせいでどんなコンテンツが必要かということも曖昧になってしまいます。

コンセプトを明確にして、ホームページを作成しましょう。

ホームページに必要なコンテンツ

ホームページに必要なコンテンツはどんなものがあるのでしょうか。ホットペッパービューティーを利用するかどうかやコンセプトや目的によって変わってきますが、ここでは主なコンテンツをご紹介します。

  • トップページ
  • メニュー一覧
  • 人気やおすすめの施術メニュー
  • 店舗情報・アクセス
  • こだわりや特徴
  • 内観・外観
  • スタッフや代表メッセージ
  • 求人情報
  • スタッフ紹介
  • お問い合わせ

上記のコンテンツはホットペッパービューティーと被る部分もありますが、ホームページの場合、画像や文字量、ページ数はいくらでも作ることができるため、より自店のことを知ってもらうメディアになります。

人気メニューやおすすめの施術メニューに関して、使っている薬剤やテクニックによって全く違うものとなることを美容師は知っていることでしょう。それらの知識やこだわりをユーザーに適切に伝えることによって差別化や選ばれるお店となります。

また画像や動画なども多数盛り込むことで、よりリアルに適切にメッセージを届けることもできることが特徴です。

ホームページとリンクしたいメディア

ホームページとリンクしたいメディアについてもご紹介します。

競合が激しい美容室業界では幅広いメディア活用が効果的に働くため、ホームページと合わせて他のメディアとも連携、併用しておいた方がいいです。

主なメディア、併用例は以下です。

  • 公式LINE
  • Instagramなどの各種SNS
  • ホットペッパービューティーなどのクーポンサイトやポータルサイト
  • 名刺やチラシなどの紙媒体
  • 求人ポータル(求人したい場合)
  • 予約システム
  • WEB広告

上記のものと連携、併用することで多角的に集客につなげることが出来たり、情報の精度の向上、被リンクを獲得することでSEO対策にも繋がり、検索上位に表示されやすくなります。

実際にどのようなホームページ制作を作ればいいのかわからない、今のホームページでの改善点があるかもしれないとお考えの方は、一度LICTの無料相談にご相談ください。

美容室がホームページにかける費用はどのくらいが適正か

カラフルなお札の上の積み上がったコイン

美容室におけるホームページにかける費用はどのくらいが適正なのでしょうか。

ホームページを作成する費用については、サイト規模や目的、依頼する会社によって様々のため、迷う方も多いのではないでしょうか。

基本的なホームページ制作は10万〜300万円がかかるため判断もしづらいでしょう。

結論から言うと50万〜100万円です。

ホームページ制作業界からいうと、高くはないという費用感です。安すぎる業者については品質が低くなる傾向にあるため、あまりおすすめは出来ません。作ったはいいものの使い物にならないというホームページは目的に対して安すぎることが非常に多いからです。

下記記事でホームページ制作の失敗事例についても解説していますので、合わせてご活用ください。

>>【危険】ほとんどの会社が陥るホームページの失敗事例とその対策

では逆に予算があるからしっかりした高額なホームページが必要かというと、そうではありません。

美容室は店舗ビジネスですので、自店のエリアでの集客が重要になります。そんな中、ホームページに多額の予算を投下するよりも、必要なコンテンツが盛り込まれ、SEO対策を適切にされているホームページを作るべきです。

その費用が50〜100万円ということになります。

ホームページにかける予算が高すぎるとよくない理由は、その他のメディアやツールにも予算を配分した方がいいからです。

例えば下記です。

  • ホットペッパービューティー
  • リスティング広告
  • Instagram広告や運用
  • LINE構築と運用
  • MEO対策
  • SEOのコンテンツ制作
  • 予約システム
  • チラシやDM

もちろん全てを行えるほど潤沢な予算がない美容室が多いですが、ホームページのみに予算を割くよりも、自店のエリアに集客効果の高いツールやメディアを適切な予算で多角的に使うことで、事業全体の費用対効果が高くなります。

美容室の具体的な集客施策に関しては下記記事でも詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

>>美容室の最新集客方法7選【2023年版】新規・リピーターそれぞれの具体的な施策を解説

美容室のホームページにおける適正な価格を理解して制作会社に依頼しましょう。

ホームページを活用して自店を選んでもらうお店づくりを

ホームページは美容室において、非常に重要な集客手段です。競合が多い業界だからこそ、ホームページを作成して、他店との違いはなんなのか、どんな人が働いているのか、こだわりはなんなのかを明確にユーザーに伝えていきましょう。

どんなホームページが自店にとって必要なのか、自店の課題がホームページで解決できるのか、疑問がある方は弊社株式会社LICTの無料相談をご利用ください。

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