ホームページを公開したら最初にやるべき施策7選

ホームページを自分で作った、あるいは他社にお願いして、完成したら実はやっておかなければいけないことがいくつかあります。本来ホームページ制作会社がやってくれたりすることもあるけど、予算に含まれていないことも多々あります。

これから運用していくためにも最初にやるべきことをまとめてみたので、ぜひ参考にしてください。

ホームページを公開したら最初にやること

それでは実際にホームページを公開したら最初にやることをご紹介していきます。

1.検索エンジンへサイトマップを送信する

一つ目は検索エンジンへサイトマップを送信しましょう。GoogleやYahooなどの検索エンジンは、クローラーというロボットが巡回することで、自社のサイトを見つけてくれます。そのロボットに出来るだけ早く見つけてもらうために、サイトマップを送信した方がいいでしょう。

1-1.サーチコンソールでサイトマップXMLを送信

最初はGoogleサーチコンソールというツールを使って世の中の8割が利用しているGoogleの検索エンジンにサイトマップを送信しましょう。

方法は簡単で次の通り

  • Googleサーチコンソールを登録
  • サイトマップのURLを送信

たった2つの手順で終わり。

Googleサーチコンソールの登録方法や、サイトマップの送信方法は以下の記事を参考にしてください。

>>Googleサーチコンソールの登録と設定方法

もしわからなければ、当社か、知り合いのホームページ制作会社に相談してみましょう。

1-2.検索エンジンBingに知らせる!ウェブマスターツールに登録

次にマイクロソフトが提供しているBingという検索エンジンにも同じことをしてあげます。

これはGoogleサーチコンソールに登録していれば、ガイドに従ってポチポチ進めていくだけです。

Bingウェブマスターツールというツールがありますので、こちらから登録をしてください。Googleサーチコンソールでサイトマップを送信していれば、自動でサイトマップの送信まで進めてくれますので、安心です。

1-3.Googleサーチコンソールはこれから常に使っていくツール

Googleサーチコンソールのことについて、少しだけ触れておきます。というのもこのツールはこれからホームページを運用していく上で、ずっと付き合い続けるツールになるからです。

GoogleサーチコンソールはGoogleが提供しているツールでサイトマップの送信や被リンクの確認、どのような検索からサイトにアクセスが集まっているかを分析するためのツールになります。

SEO対策を心がけて、自然検索からサイトにアクセスを集めるためには、被リンクの数や被リンク元、どのような検索ワードから流入しているかを分析することは必須となります。

そのため、定期的にでもいいので、Googleサーチコンソールをみながら自社のサイトを分析した方が良いので、これから運用を進めていくにあたり、覚えておきましょう。

2.Googleアナリティクスを登録・設定する

次はGoogleアナリティクスというツールに登録をしていきます。

こちらもGoogleが提供しているサイトを分析してくれるツールになります。サイトがどのくらいアクセスがきているのか、どこから流入していきているか、しっかりと目標を達成できているかなどを確認できるツールになります。

Googleサーチコンソールと同様、Webサイトを運用していく上で、必須となる分析ツールになるので、登録と最低限の設定を行っておきましょう。

GoogleアナリティクスにGoogleアカウントでログインして、サイトを登録しましょう。

ドメインを登録したら、サイトにタグを埋め込みます。これからGoogleアナリティクスを登録する方はGoogleアナリティクス4を登録すべきです。

これまではユニバーサルアナリティクスというものが使われましたが、仕様変更したので必ずGoogleアナリティクス4に登録してタグを埋め込んでください。

もしかしたら、すでにホームページ制作会社が設定している場合もあるので、その場合はGA4ですか?と聞いてみましょう。

もしわからなければ、当社か制作してもらった会社に聞いてみましょう。

3.Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に登録する

Googleが提供しているビジネスプロフィールというものがあります。検索した時に出てくる下記のようなやつです。

これは『エリア×業種』などのキーワードで検索された時に、多く出てきます。検索画面の中でも上部に出てくる部分ですので、対策は必須です。

ここに表示されるようにするには、まずはGoogleビジネスプロフィールに登録しなくてはいけません。

ということで登録をしておきましょう。

手順は以下の通り

  1. Googleマップに登録されているか確認する
  2. 登録されていなかったらGoogleビジネスプロフィールに登録する
  3. 登録されていたら自社のページから『オーナーですか?』をクリックする
  4. ガイドに従って項目を入力する
  5. 審査を待ったら登録完了

この手順で進めていくだけです。

非常に簡単なので、すぐに確認、実践してみてください。

4.SNSでホームページ情報を発信する

ここまでは割と形式的な登録が多かったですが、ここからはより実践的な方法です。

まずはSNSでホームページの情報を発信しましょう。

それぞれのSNSのプロフィールのリンクやリンクを貼れるものは投稿で貼ってもいいでしょう。

主なSNSは以下です。

  • Instagram
  • Twitter
  • Facebook
  • YouTube
  • TikTok
  • LINE

LINEであれば、トーク画面下に出てくるリッチメニューにリンクを貼っておくといいでしょう。

これらのSNSにリンクを貼ることで、サイトの被リンクを獲得できます。現在のGoogleは信頼性や権威性などを重要視することから、様々なメディアからリンクを伝えることでサイトの評価も良くなります。

またSNSからホームページへの流入も見込めるため、必ずやるべき施策です。

5.取引先や関係先などへホームページを公開したことを伝え、被リンクをもらう

次は取引先や関係先などへホームページを公開したことを伝え、被リンクをもらいましょう。

これも被リンクの獲得ということになりますので、サイトの評価が非常に高くなります。

関係先の会社のホームページに営業のメールを送り、お知らせやニュースリリース、取引先のリンクなどに投稿してもらうといいでしょう。

ただし、あくまで営業メールということになりますので、相手先の負担等を減らすため、ニュースリリースの文面を作ってコピペしてくださいとするなどの配慮が必要になります。

逆にいうと、この方法で被リンクを獲得することができると、サイトとしての評価が非常に高くなりますので、これからも定期的に取り組むべき施策ともいえます。

6.名刺、パンフレット、メールの署名にホームページURLを載せる

次は自社の資料にもホームページのURLを載せましょう。

意外とWebサイトということで、WEB上のものはリンクを貼り付けても、紙媒体に添付するのは忘れがちなものです。

また名刺や資料など、再度作り直さなければいけないものですので、後回しにもしがちな部分かもしれません。

しかし、基本的に一度ホームページを作ったらURLはそう簡単に変わるものではありません。なので、ホームページを公開する際には紙媒体にも載せた方がいいでしょう。

また、注意点としては紙媒体にURLをそのまま記載しても、わざわざ手作業で入力するという人はいませんので、QRコードなどに変換して貼るようにしましょう。

URLをQRコードに変換するのは非常に簡単です。以下のツールを使ってください。

>>QRコード作成サイト

主な紙媒体は以下です。

  • 名刺
  • ショップカード
  • 会社パンフレット
  • 会社の資料テンプレ
  • チラシ
  • リーフレット
  • ポスター

以上の媒体に出来るだけ、掲載しておきましょう。

7.地元の情報メディアで紹介してもらう

次は地元の情報メディアで紹介してもらうことです。ローカルな情報メディアは実は多く存在しています。ポータルサイトやグルメ情報メディアなど、多くのメディアが存在していますので、調べてみましょう。

情報メディアは常に新しいことや話題を探しています。こちらからメディア宛にお問い合わせをしてみると被リンクの獲得や情報を出してくれる可能性があります。

8.ホームページを作ったらやってはいけないこと

ここからは少し、注意点なども踏まえて、逆にやってはいけないことについても触れておきます。

8-1.自分勝手な対策をしない

ここまで、様々なサイトへリンクを貼ってくれるような手段を紹介しましたが、自分勝手な対策はしてはいけません。

例えば下記です。

  • 被リンクを購入する
  • 自社都合の営業ばかりをする
  • SNSでホームページ公開の内容の投稿をしまくる

ホームページとは会社の顔であり、その中のコンテンツ全てが誰かのために存在しています。そんな中、被リンク集めをしようと購入したり、自社都合の営業メールばかりを送るのは得策ではありません。

またSNSで投稿する際も、誰かのためになるコンテンツとして発信することが重要です。そんな中、会社のことばかりアピールしていては逆に嫌われてしまうことにつながります。

ホームページに限らず、ユーザーファーストのコミュニケーションを心がけましょう。

8-2.完全に放置してはいけない

今回紹介したものを全て行えば、あとはコンテンツを追加していくだけというわけではありません。最低限やっておいた方がいいことという位置付けで捉えてもらえればと思います。

合わせて自社サイトがSEO対策など行えているかの評価方法についても解説していますので、下記の記事を参考にしてください。

>>自社サイトを評価する方法【あなたのサイトは何点?】

ホームページは公開してからがスタートです。まずは確認すべきこと、やるべきことをやって、コンテンツを追加していくなり、流入を集める施策を打つなり運用をしていくことが重要です。

9.ホームページは運用こそ重要

今回はホームページを公開したらまずやるべきことということで、ご紹介してきました。ホームページをただ公開しただけでは、なかなかすぐ成果につながるものではありません。

ただ、作って何もせず、ブログだけ書いてればいいのかというとそれもまた違います。適切な対策をしっかりととって、適切な運用をしてこそ、アクセスを集め、売上や採用に繋げていくことが出来ます。

適切な運用を進めていくにも、今回の記事を参考にしながら取り組んでみてください。

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