仕事が暇な時にやったほうがいいこと8選【サラリーマン3年、経営者7年の持論】

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仕事が暇な時間帯ってありますよね?そういう時何してますか?

仕事が忙しい時は時間がすぎる時間が早く感じて仕事が暇な時間はやたら時間が長く感じるってことありますよね。

僕自身サラリーマンやってきてそんなふうに思ったことが何度もあります。

今は経営者という立場になって何をやってほしいとか、何をやってほしくないとかっていうのも思ったことがあるので、それを元に仕事が暇な時間に何をしたらいいのかってことについてまとめておこうと思います。

そもそもなぜ暇なのか

そもそもなぜ暇なのかということを考えてみるといいと思います。

サラリーマンだとやってはいけないこととやっていいことというのはなんとなく分別のついている人も多いかと思います。

例えば、暇な時間にtictocみて笑い散らかしているとか、暇なんで、本屋行って本読んできまーすみたいなことはやってはダメだってことくらいほとんどの人がわかりますよね。

それでなんで暇なのかということを考えると、それはほとんどの場合、やる気が全くない、自分ができる仕事が少ない、あるいはしていいことが少ないということにあると思います。

結局のところ、売上が無かろうとあろうと、会社は会社が回るだけの人材を確保していることが多いと思います。

暇な時間が全くない会社となると退職率もかなりの数字を出してしまうことになるし、暇すぎるのであれば、人件費を削っていると思います。

あるいは店舗ビジネスなど、営業時間が決まっていて、というパターンであっても忙しい日はお客様のサービスという仕事がいっぱいあるだけであって、それ以外できる事がないという現実があると思います。

つまりそもそもなぜ暇なのかといえば、それはやる気がないか出来ることが少ないのどちらかであるということだと思います。

会社の業務について考える

では続いて会社の業務に何があるのかについても把握しておいた方がいいと思います。

会社というのは基本的には以下の業務があります。

  • 営業
  • サービス(対面接待や店舗準備)
  • 会議や仕込み(飲食店の場合仕込みがある)
  • 会計
  • 集客
  • 採用
  • 教育
  • 商品開発
  • 掃除

この範囲であれば大抵どの会社にもあるべき仕事でしょう。

あなたがこの業務のうち、どれを出来ますか?

おそらくほとんどの場合、これのどれかの職種で採用されることが多いでしょう。

そしてその会社に入ったらまず、その採用された仕事を覚えていくことになるでしょう。

じゃあその仕事を覚えた後は?

という話になる。

業務の出来ることを広げる

結論、経営者目線からすると、出来る業務を増やしてくれる、又は質を上げることによって嬉しいと思うことだろう。

当たり前の話だけど、あなたがサービス担当だとして、集客する力もあるのなら会社にとって最高に出来るサラリーマンになる。

あるいは会計担当として事務仕事をする人材として採用された場合には、その会計の現状から何をテコ入れするべきかコンサルティングが出来るようになれば、経営状態がよくなることに繋がり、これも最高の人材となるだろう。

このように業務の出来ることを増やす、質を上げるということは経営者目線としては最高であるということだ。

もちろん、最初から2つの業務を出来る人も少ないので、暇な時間に違うことを勉強する、あるいは営業であれば、もっと営業成績を伸ばすことが出来ないか調べたりリサーチしにいくということもいいと思う。

ではサラリーマン目線からしたらどうだろう?

サラリーマンの気持ち

大抵のサラリーマンであれば、自分の業務以外のことはやりたくないという気持ちになっているだろう。ましてや自分の業務だけでも上司に怒られたり、ミスをしたりすることもあるだろう。

なのにそれ以外に仕事を覚えて嫌な思いをする可能性を高めることにつながるだろうことをするのは億劫な気持ちになるだろう。

僕自身、サラリーマン時代になんてことなく携帯をいじって上司が来たら、さも仕事しているげな振る舞いをしていたからこの気持ちはとてもわかる。

そもそも一生懸命やったって給料が上がるかもわからないと思いながら仕事をしていたこともある。これはサラリーマン全体が思っていることだと思う。

不確定要素が多く、よっぽど公務員のように毎年勝手に給料が上がっていくのであれば別だが、そうでない限りこう思うのも当然だと思う。

サラリーマンの葛藤

ここまでサラリーマンの時の自分の気持ちを思い出しつつ、世間の声を拾ってみたが、実はサラリーマンにも葛藤があると思う。

というのも、暇な時間をどうにかしたいと思っていることだ。

毎日『あぁ早く時間すぎないかな』と思っている人であっても、その気持ちさえ長続きはしない。

悪い方向に行けばこの会社辞めようかなという人ももちろんいると思うし、良い方向であれば、その現状をどうにかして充実した仕事にしたいと思っている人もいるだろう。

いろんな感情を思ったとしても、実際仕事辞めて行くあてもないし、そもそも就職口が見つからなかったら生活が苦しくなるのは目に見えているということも自覚しているだろう。

大半の人は暇な時間があってなんとかしたいと思ったとしても何をしたら良いのかわからないというのが大半なんじゃないかと思う。

この葛藤について実はあまり言及している人はいなかった。だから今回この記事を書いているということもある。

では暇な時間に何をしたほうが良いのかについて8個まとめてみたので、ぜひ参考にしてみるといい。

会社で暇な時にやること

それでは実際に私がおすすめすることを紹介する。

あくまでこれはサラリーマンが本当は暇な時間が辛いからなんとかしたいと葛藤をしている人に向けてのことだ。

先ほども言ったように会社のためになることをしている方があなた自身の成長にもなるし、給料が上がる可能性も高まるし、上司や社長に気に入られる可能性も高まるだろう。

そんな背景を元に次に紹介することから出来ることをやってみると良いと思う。

出来る業務を広げる

これは先ほども言ったのでわかると思うのだが、出来る業務を広げるということ。そもそも会社の業務って何があるの?っていう人からすれば、先程の会社の業務を紹介したところをみるだけでも参考になるんじゃないかと思う。

あなたがやっている仕事をさらにスキルアップさせることも良いだろうし、違う業務の勉強をしてみることも良いと思う。

とにかく勉強をして出来ることからやってみることだ。

ただし、仕事中にスマホで調べごとをすることも出来ない人も多いと思うので、その場合は上司にこれについて調べてみても良いですか?などと聞いてみると良いだろう。

あるいはこの本を買ったら会社の暇な時間に読んでいいかということを聞いてみるといい。もしあなたの気持ちが伝われば、ほとんどの場合OKとなるだろう。

もし今の仕事をちゃんと出来るようになってからにしろということであれば、あなたが任されている業務がちゃんとこなせていないということもあるだろう。

それについてもう少し勉強してみると良いと思う。(自分自身は今の業務が出来ていると思い込むことは結構ある話)

いずれにしても会社にとってもあなた自身にとっても良い結果につながる施策の1つだと思う。

特におすすめしたい業務としては『集客』あるいは『マーケティング』の分野だ。

これはどの会社にも必ずと言って良いほど、必要な人材であり、なおかつ、売上に直でつながることなので成果として見えやすいうということにもなる。

もちろんのこと成果としてつながることの方が自分としても成長を実感できると思うし、会社として評価しやすいという分野だと思うから。

例えば、弊社が書いているブログはマジで有益と思っている。マーケティングの知識やWEBに関する知識はめちゃくちゃ溜まると思う。

>>株式会社LICTのWEBマーケティングのブログ

他にも雑務を覚えるということも非常におすすめ。

仕事に中には雑務が非常に多いのも事実だ。上司が誰でもできるような作業をしていることにあなたは気づいている?レポートを作成したり、スプレッドシートに打ち込んだり。すでに出来ている資料を見やすいように整理するという仕事は結構ある。

自分の仕事をマニュアル化してみるとか、自分の部署の他の人間が何をやっているか見てみるだけで、自分との違いを何個も発見することになるだろう。どんな雑務でもやってみることで今まで自分が出来なかったことが出来るようになることはよくある。逆にいうとそんな簡単なことも出来ないというふうに見られずに済むというメリットもあるだろう。

人の手伝いをする

2つ目は暇な時によくあることだと思うが、人の手伝いをするということは感謝されたり、仕事をやっている風に見える有効な手段の一つだろう。

誰かの手伝いをすることが出来るのであれば、手伝ってあげて会社として仕事を早く終わらせることに時間を使うのもいい。

結局会社が思う重要なことは社員それぞれが自分の給料以上に働いてくれているかどうかだ。もちろん全ての業務が賃金に置き換えて定量評価出来るわけではないが、ちゃんと仕事ができていない人ほど、何していない時間があると目立ってしまうものだということには気づいたほうがいい。

資格の勉強をする

3つ目は資格の勉強をするということ。

資格なんて対して役に立たないと言われがちな昨今だけど、実際には資格を取るためにそれなりの勉強はしなきゃいけないと思うし、その資格が会社の売上につながることもあると思う。

もちろんあなたの会社、あるいはあなたの業務に関係のあることというのが大前提だけど、資格の勉強をするということも双方にメリットのあることだと思う。

例えば、電気工事士2種とかは割とハードルは低い。だけど電気がない会社なんてないはずだ。業者にお願いするほどでもない電気工事なんてたくさんある。蛍光灯をLEDに変えるとか、コンセントの位置を変えるとか。

あとは整理整頓アドバイザーなんて資格もあったりする。会社の書類や事務所をきれいにしてあげることは気持ちよく働ける会社づくりにいい仕事だろう。

世の中には国家資格でもない、なんちゃって資格みたいなものがあるけど、実はそんなことはどうでもいい。社会に出て資格を取ることの本当に意味は、知識を身につけることにあるからだ。

ほとんどの資格なんて、たいした意味をもたないが、それを取るという目標をたて勉強することに価値がある。ここを間違っちゃいけない。

人間は期限のある目標を立てないとなかなか動かないから、資格を取るということは非常にいい道標になるだろう。

自分は何がしたい?会社のストレスとなっているところはどこにある?そんなことを考えて資格をとってみると社会の見え方は変わってくる。

会話のネタを収集する

4つ目は会話のネタを収集すること。

これは会社にとってメリットがあるかどうかはわからないが、ただ暇でぼーっとしているくらいなら会話をしていた方があなたの気持ちが楽しくなると思うからだ。

会話のネタというのは話し上手な人であれば、どんどん湧いてくると思うが、そうでない人からすると何を話したら良いのかわからないという状況もたくさんあると思う。

あなたの仕事の暇な時間を少しでも楽しい時間にするために会話のネタを収集するということも有効な手段だろう。

コミュニケーション術みたいな本を読んだり、上司が何にハマっているかリサーチしてみるといいだろう。ゴマスリのように感じているかもしれないが、コミュニケーションはめちゃくちゃ大事なスキルだ。コミュニケーションの本質を掴めばそれは立派なサラリーマンになれる。

タスクを細分化してみる

5つ目は自分のタスクを細分化してみること。

いつも何気なく、同じような作業をしていると、マンネリ化してなんとなくで仕事をやっているということに陥る。これは仕事を慣れない人からすれば、楽に思えることに感じるかもしれないが、本人はすごく気持ちの良いことではない気がする。

だからこそタスクを細分化してみて、その間にもっと出来ることがあるのではないかなどと考えてみるといい。他にもタスクを分解することで自分の足りていない部分を見つけることにつながる。

細分化してみることによって、こんな仕事にこんな時間をかけているのか自分自身の出来なさに気づけることもあると思う。

料理のレシピを想像すれば非常にいい。準備して、切って、煮て、盛り付ける。どの業務にもこの一連のワークフローがあるはずだからそれぞれを細分化する。

これは論理的思考の一つでもある。物事を順序立てて、理由などを整理して考えられるかということ。実はこんな単純な仕事でも奥が深い。

何年も同じ会社にいる人こそやってみると良いだろう。

自分のスマホやPCの中身を整理する

6つ目はスマホやPCの中身を整理すること。

これは出来ない人もいるかもしれないが、出来る人であれば、やってみるといい。

普段使っていないアプリを消したり、フォルダを整理することによって、掃除をするのと同じような効果が得られる。

整理することで新しいものを発見できたり、意外にもフォルダ整理によって仕事が捗ることにもつながることがあるだろう。

どうせ暇なのであれば、最も身近なものを整理してみるといい。

普段しないようなところの掃除をする

これは私の会社が飲食店なので、よく思うことなのだが、やはり毎日何人もの人が出入りしてる会社だと日に日にいろんなところが汚れてくる。

掃除に関しては習慣が最強だと思っているが、とはいえ、普段掃除しないところも必ずあると思う。

そんな時に掃除をすることによって、暇でぼーっとしているよりはあなたの人生が良い方向に進んでいると私は思う。

ぼーっとしているのは実はメンタル的にあんまりよろしくないことにつながることが多いので、それであれば、汚く嫌だなと思ってもやったほうが気持ちはよくなる可能性が高い。細部にまで目が届くという上司の視点が入ってくるから一石二鳥とはこのことだ。

上司や社長に何をすればいいか聞く

最後に上司や社長に何をすれば良いのか聞くということ。

これは人によっては煙たがられることもあるが、実際のところ聞いてやる方がやってはいけないことはやらないし、会社にとってやった方がいいことだけになるので、得策だ。

ただし、この時、大半の上司はざっくりとした答えしか言ってくれないだろう。

〇〇やっといて。みたいな感じで。もしこれを言われたら暇な時になんでそれをやらせたのかとか、そのことについて調べてみるといいと思う。

性格のとても悪い上司でなければ聞いてみて、それについて自分自身で考えたり、知識を深めていくことのきっかけにすればいい。

ポイントは、なぜ?何を?どのように?を考えて行動することだ。

暇って辛い

個人的には暇ってメンタル的にも体力的にも辛いことだと思うんですよね。

金持ちになって仕事をしたくないとみんな思っているかもしれないけど、実際そうなったら毎日何もせずにグータラな生活をしている人ってほとんどいないと思う。

というのも暇ってのはやっぱり辛いからなんだと思う。

それは仕事でもプライベートでも同じで、忙しい時こそ暇が欲しいとか思ったりすると思うけど、実際暇な方が辛いと思ったことはあなたも何回も経験しているんじゃないですかね。

暇は辛いので、暇をしているくらいであれば、今回紹介したことをやってみるといいと思います。

もちろんいつもじゃなくてもいいですよ。人間ですから。

でも経営者としては社員に暇するくらいならマーケティング勉強しろって言います(笑)

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