皆さん、こんにちは。富永です。
今年も例年同様1年間の振り返りをしていこうと思います。毎年恒例となった私の1年間の振り返りですが、今年は社員にもそれぞれ1年間の振り返りをしてもらおうということになり社員も各々が振り返りを行っています。
社員のOKも出れば、LICTの日報でも社員の振り返りの記事をあげたいと思います。
毎年この振り返りの記事を何度か見直しながら今年やろうと思っていたことができているのか、どの程度進んでいるのかという自分を管理するためのツールにもなっています。
去年同様にしっかりと社員も私も、どんなことをして、どんな課題感をもってどう改善し、その結果どうなったのかと振り返っていこうと思います。
この記事を見て、私たちがどんな考えや行動をもとに好転した一年となったのか、そんなきっかけをお伝えし個人であれ、組織であれ、取り入れる部分が一つでもあったなと思っていただければ幸いです。
今年一年の状況
まず、ざっくりと今年一年どんな歳になったのかを考えると、『温故知新の一年』という歳になった気がしています。当社としては無事に法人2期目を終えることができました。
ここ数年はやはり、コロナウイルスが猛威を振るって私たち飲食店は多大な状況へと移り変わったのは皆さんもご存知かと思います。
そんなコロナウイルスも3年以上が経過しようとしている中で、すっかりとウイルスに対する考えや感覚も変わってきたのではないかと思います。
とはいえ、そんな過去のことがなかったことにはならず、どうやってこの状況から復活していくのか、そして新しい文化を取り入れながら、コロナウイルスのような世界的な危機が訪れた際にも強く成り立っていける会社作りはなんなのかということを考え実行してきた大きな歳になったと思います。
会社としての成長
会社としては2期目を終え、『らーめん極』は過去最大の売上を出すことができました。日頃より支えてくださっているお客様や社員、業者の方々には本当に感謝しています。
『らーめんいちぶ』も2年が経過し、1期目よりも10%程度売上をあげることができました。まだまだ認知やリピート率の低さかららーめん極ほどの規模にはなれていませんが、確実に少しづつお客様の満足と認知は上がっている証拠なのではないかと思います。
当社では会社のブランディングをサポートするブランディング事業を始めてはいますが、全く時間を割くことは出来ず、名ばかりの事業となってしまっています。とはいえ、いくつかの企業さんとのお仕事や認知をしてもらっているようですので、少しづつ広げていければ思っています。
今年から始めたYouTube事業については可もなく不可もなくという結果となりました。これについては詳細を後でご紹介しますね。
会社の全体としては総じて、悪くない2期目を迎えられたと思います。まだまだ認知や満足度、営業利益など課題が尽きることはありませんが、3期目が始まった現在でもすでに売上が去年よりもあがっている月がほとんどなので、期待できそうだと感じています。
それではここからは実際に私たちが今年取り組んできたことについてご紹介していきます。
今年行ったこと
今年も去年同様、改善点を見つめ直しつつ、新たな取り組みを入れながら個人での成長、組織としての成長がありました。どのように何を行っていったのか列挙しておきます。
- コミュニケーションの浸透化
- 業務の分担化
- YouTube事業開始
- 採用サイトのリニューアルに向けた動き
- 教育の仕組み化
- マーケティング活動への自信
これらについて詳しくご紹介していきます。
コミュニケーションの浸透化
去年からSlackというコミュニケーションツールを取り入れ、それぞれの行動報告や連絡事項、その他会社の成長におけるコミュニケーションをとるようにしてきましたが、今年はそれを定着させてきました。
去年の段階でかなり慣れ親しんできた感はありましたが、今年はすっかり当たり前の行動として社員が行なってくれるようになったことを実感しています。
とはいえ、まだまだ課題はあります。例えば以下のことです。
- 週報の簡素化
- リアクションのルールの徹底
- 積極的な意見や提案があまりでないこと
- 投稿された記事に対して関心が薄いこと
- アルバイトも参加させていないこと
などがあげられます。
少しづつ慣れてきたは良いもののやはり、少しづつ日報の内容が簡素化され手抜きのように思えることが増えてしまいました。
特にタスクをどこまで細分化するかは個人の裁量によってきてしまうため、段々と何をやっているのかが明確化しないタスクを書く従業員が出てきてしまいました。
これには、今後GoogleカレンダーやToDoリストを活用するなどをして、やることと期限を決めることにしようと思っています。
期限や日にちを決めることでタスクを設定していない日が浮き彫りになるため、カレンダーが空白ばかりになっていると何かをしなければいけないと思い、自ら行動できるようになるのではないかと考えています。
昨今ではDXという言葉も流行ってはいますが、どのように見える化し、どこまで実務に良い影響を起こせるのかが重要だと考えさせられるいいきっかけになりました。
他にも、いくつか課題点はあるので、より積極的に発言しやすい環境づくりやルールの徹底なども行いながら改善を進めていこうと思います。
もう一つのコミュニケーションとして数年ぶりにオフラインで従業員との親睦会を取れるようになりました。当社も現在は2店舗のみではありますが、やはり顔を見たことない人がいるというのも事実としてありました。
そんな中会社で行うことによってコミュニケーションが弾んだり、新たな人間関係や刺激となるきっかけとなったのではないかと思います。またこれまでは社長がすべて取り仕切っていた会が全てでしたが、去年からの業務の分担化という動きから社員自ら会を仕切ってくれるようになり、好循環が働いている実感もありました。
業務の分担化
2つ目としては業務の分担化を進めたことです。去年より少しづつ社長の業務を各社員に割り振ってはいましたが、まだまだ分担できずにいた作業の分担を進めました。
特に会計作業などの事務作業に関しては分担した結果かなり楽になり、私自身が違うことへ時間をさくことが非常に出来るようになったと感じています。その結果後述するYouTube事業や採用活動への時間を割くことができたのは、会社として非常に大きなことだったと思います。
デザインやマーケティングなど売上に大きく関わる部分はまだまだ社長の仕事ということが大きいですが、中小企業であれば、このような主要な部分に時間を割けることは非常に良い状態だと思っています。
ただし、作業自体はやはり社員にやってもらうことでスピードとクオリティを高めることができるとも思っているのでこの辺の作業スキルに関しては随時教育を進めています。今年はさらにパソコンを一台追加し、他の社員にもPC作業のスキルをつけてもらうことで、さらに組織として成長できるように励んでいきたいと思います。
当社では飲食事業が主ということもあり、ソフトスキルに優れている人材が多い一方で、やはりITやハードスキルに関しては一切できないという社員も非常に多いのが事実です。
何でもかんでも自社で内製化することが正しいとは思いませんが、ITが進んで便利になった分、教育や既存のシステムを用いて、社員と組織と共に成長していけるといいというのが私の考えです。
少し話はそれますが、当社の社員が将来転職することになったとしても、様々なスキルをもっているおかげで良い転職が出来ればよいと考えています。昨今の時代背景を考えれば到底当社で40年も働く人はいないでしょう。
そんな中、LICTで働けてよかったと思ってもらえることは私たちの誇りでもあります。
転職しないように窮屈になりながら後ろから手を回すよりも、私たちの会社は色んな経験や役職をあたえてもらって良い会社だと思ってもらえた方が結果的に離職率の低下にもつながると信じています。また、現代においてもそんな会社の方が採用なんかにもベターに働くという気もしています。
少し話はそれましたが、業務分担を進めることで会社のブランディングの一つとして成り立っているのではないかと思っているので引き続き、進めていきたいと思っています。
YouTube事業開始
今年から新しくYouTube事業を始めました。かねてより始めたいと思っていたものの、いろんな思いや工数の多さなんかもあり、引き延ばしていたことの一つでもあります。
今日の時点ではとりあえず、社長の富永一力のチャンネルのみを運用していますが、ある程度の知見と工数に関しては把握できてきたので、会社のブランディングのチャンネルを立ち上げようと思っています。
すでにある程度の戦略、設計部分は進めているものの、細かいところまで詰めれていない部分がありますので、それについても今後詰めながら2023年春頃には始めたいと考えています。
現在のチャンネルの成績としては以下です。
- 運用時間:約8ヶ月
- 動画本数:約140本
- チャンネル登録者320人
- 再生回数(累計):9.3万回
- 総再生時間:5800時間
再生回数や再生時間に関してはある程度よい流れかと思いますが、まだまだチャンネル登録者が少ないということもありチャンネルとしてはまだまだ初期段階ということになっています。
しかし、企業の紹介案件を頂くこともあり、効果として少しづつ出てきている状態ということになります。当面の間はこのまま分析とコンテンツの質を高めることを続けていきながらとりあえず登録者1000人が近場の目標となりそうです。
YouTubeはそれなりの工数がかかる作業ですので、始める前の段階から登録者1万人はいきたいと思っていました。いつブーストがかかるかもそれが起こるかもわからない日々が続くとは思いますが、再生回数や再生時間だけ見てもかなりの効果があることは実感と期待がありますので、このまま継続していこうと思います。
強いていうならブログの書き方を社員に共有して、動画をテキスト化しつつ、LICTのサイトパワーにも貢献できる相生効果が得られるのではないかと思っていますのでこれに関しても今後の課題になりそうです。
SNSとLINEの向上
去年に引き続き、各店舗のInstagramとLINEのフォロワーであったり、反応率いわゆるエンゲージメントに関しては向上を続けながら活動してきました。
まず一つ大きなことはInstagramでリールという短尺動画を取り入れたことです。最近のInstagramではかなり、リールからのアクセスを集められるような仕組みになっており、当社でもその運用方法を活用しながら進めてきました。
これに関してはほぼ、社員に任せきりにしましたが、ある程度の方向性ややり方の大枠を指示して行ってもらった結果圧倒的なアクセスを集められた効果がありました。
通常の投稿であればフォロワー数の半分程度のインプレッションくらいでしたが、リールを投稿することでフォロワー数の4〜5倍ほどのインプレッションを獲得する投稿が見られました。これは効果としてはそこまで大きなことではありませんが、少しづつ確実に認知から興味関心を高められたという実感があります。
現状の状況としては以下です。
らーめんいちぶ
- フォロワー数:982
- 過去90日間のリーチしたアカウント数:7297
- 過去90日間アクションを実行したアカウント:309
- 過去90日間増加フォロワー:45
らーめん極
- フォロワー数:1244
- 過去90日間のリーチしたアカウント数:2068
- 過去90日間アクションを実行したアカウント:192
- 過去90日間増加フォロワー:14
フォロワーが増加してきてかなり成長率という部分に関しては鈍化している部分もありますが、リールを活用して少しづつ伸びています。
ちなみに年初でははっきりとして数字はマークしてませんが、
らーめん極のフォロワー:1000人くらい
らーめんいちぶのフォロワー:500〜600
ということを考えると、両店舗とも200〜300くらいのフォロワー増は達成したことになります。
LINEに関しては特段大きな成果はありませんでしたが、それでも以下の状態になっています。
らーめん極:フォロワー908
らーめんいちぶ:フォロワー573
ということでこれも両店舗とも100程度の増加を達成することができました。
しかし、実際のLINE配信に関してはかなり頻度が減ってしまい、フォローくださっている方へのサービスやコンテンツをお届けできなかった点は課題を感じることになりました。
この原因としては、LINE配信と折込などのデザインにかける作業がかぶることが多く、なかなかそこまで手を回せなかったということが事実としてあります。
来年のタスクとしてもっとLINE購読者に頻度高くメッセージを送ることを掲げたいと思います。
そういった意味でも月1以上のLINEメッセージを送りますということをここで宣言しておきます。
LINE購読者は特に当店のコアなファン層になるかと思います。本当にいつもありがとうございます。
そんな方を楽しませられるコンテンツをお届けするよう頑張ります。
採用サイトのリニューアルに向けた動き
今年は店舗の売り上げがあがってきたこともあって、いよいよ採用の課題も感じることが強くなってきました。これまでも飲食店ということもあり採用面においては苦労することもありましたが、これからはさらに、質と量どちらも兼ね備えた採用が重要になってくるかと思います。
小さな規模の会社であればある程度社長が頑張ればなんとかなるということも起こりますが、正社員を5〜10人程度常駐するくらいの規模になってくるとそうも言ってられなくなってきます。
それぞれの不満のぶつかり合いや、作業効率の悪い従業員なども出てきてもおかしくありません。そのため、採用から教育、評価までの動きを強化し、組織としてうまく回していく状態を作ることが大事になってきます。
売り上げが上がるにつれて、どんな人を採用し、教育することが当社にとって必要なのかをよく考える年にもなりました。
当社の課題としては採用募集の応募数、教育の仕組み化、評価制度の作成ということが主な課題ではありましたが、その中でも応募数はもっと増やしたいということが優先順位の高いことでした。
そのため、まずは採用サイトをリニューアルすることにいたしました。これまではテキストのみで書かれたLPを採用し、採用の数を増やすというよりは、フィルタリングの意味が強いLPを運用していました。
このLPとしての機能はそれなりに効果を発揮したとは思っていますが、1番の課題である応募者を増やすということに関しては全く機能していないというのが実態です。
私たちの計画としては採用サイトを制作し、流入としてYouTubeやInstagramなどのSNS、ブログからの流入を考えています。
特に今後始める予定のYouTube自体は相当数のアクセスが見込めるため、そのうちの数%でも採用サイトに訪れ、応募をしてくれる求職者が増えれば良いと思っています。
YouTubeのみでの採用活動というのも考えましたが、当社ではWebサイトも自社で作れるため、費用が掛からないこと、YouTubeだけでは情報が散乱してしまい求職者の質を担保しづらいこと、などを踏まえて、CVRの最適化と質の担保の目的として採用サイトを制作することにいたしました。
現在では開発を進めていますが、来年の1〜2月ごろ完成予定ですので、このまま進めていきたいと思います。採用サイトの開発とともにYouTubeチャンネルの戦略設計の細かい部分も進めていくつもりです。
採用に関してはどの会社も課題としてあげている一つですが、どこにKPIを置き、何をすべきかということは非常に重要となってきます。当社もある程度の時間がかかることを念頭に置いていますが、戦略、設計、改善を繰り返すことで組織として強くなる体制を整えていければと思います。
教育の仕組み化
続いては教育の仕組み化についてです。去年より教育の仕組み化に課題感を感じ取り組み始めました。今年は、二回以上同じような教えをしなければならないと思ったことは出来るだけ動画にして伝えるようにしました。とはいっても、必要だと思える20%にも満たない部分しか賄えませんでした。
実はこの教育の仕組み化に関してもLICTのYouTubeチャンネルがうまく機能してくれればと思っています。
SNS=外部の人に伝えるものという感覚が強いですが、私たちはもともとこのHPもそうですが、社内的に活用できるという実感のもと進めてきていました。
それと同様にYouTubeも同じことが言えると思っています。外部的に飲食店への関心や人に対する関心ももちろんコンテンツ内で発信していきますが、同時にどんな社員が優秀だと言えるのか、またそんな社員はどんな働き方をしているのかなどを社員が見ることで、社員のスキルアップにもつながると思っています。
特に教育の仕組み化で難しい部分はメンタルの部分です。ハードのスキルに関しては覚えて繰り返すことで習得しやすいですが、メンタルに関しては維持あるいは成長というのは非常に難しいとされています。そんな中、自社の社員が仕事を頑張っている姿をシェアできるのもモチベーションアップに役立つという見解を持っています。
今年は研修会なども多く取り入れるつもりではありましたが、私自身がYouTubeなどの事業に追われてあまり時間を取れなかったことは反省すべき点だと思っています。
来年こそはYouTubeチャンネルしかり、その他の研修などももっと活発化させたいと思います。
マーケティング活動への自信
今年やったことの最後になります。今年は去年より行なっていたマーケティングの形がしっかりと形になってきて社内に自信のあるナレッジとして貯まってきた感があります。
特に折込チラシ、Instagramなどの活用でのマーケティングはそれなりの効果が出続けています。一度何かをやってうまくいったからといってうまくいき続けることがないのが、マーケティングの難しいところです。
改善を続けることは継続していきますが、何度も繰り返し行なってきたことがある程度いつも効果につながっていると自信がついてくるようになります。
このまま継続と改善を繰り返しながら業績を伸ばすマーケティングを進めていきたいと思います。
今後の展望
ここからは来年の展望についてお話ししていきたいと思います。
ここまでで、今年行ったことに対する改善というのはいくつかありましたが、それ以外の取り組みであったり、上記に書いたことの詳細についてもご紹介していきたいと思います。
業務の見える化と作業効率の促進
来年に関しては業務の見える化とそれによって起こせる作業効率化について向上を図ったいこうと思います。
特に今まで、Slackを活用して活動報告を行ってきましたが、業務の負担を軽減するために週報という形で週に一度の報告としてきました。そのため、今後やることなどが曖昧になってきている感じがありました。
そこで来年に考えていることはGoogleカレンダーとToDoリストの活用です。これにルールを設けて取り組んでもらうかは検討中ではありますが、毎日自分のタスクがスマホから送られてくるような環境を構築を考えています。
現在でも私自身は行っていますが、朝9:00になるとその日やらなければいけないことが通知されるようになっています。
そして、このタスク管理を週報をするときに組んでしまえば、これまでよりも見える化と計画的なタスク遂行を行うことができるのではないかと思っています。
特にいつ何をするのかがはっきりしていれば、その日で終わらせなければという状況にもなりますし、数日間かかる作業においても期限を決めることによって計画的な実行による近づきます。
大抵の仕事の作業効率化は計画通り実行できるかということが大きな部分ではないかと思います。ある程度のスケジュールというのは少しのバッファを設けて遂行されることがほとんどです。
そのため、組織として計画通りに物事が進むことこそ作業効率化と呼べるのではないかと思います。もちろんスキルがつき、作業に慣れれば慣れるほど計画の日数は短くするべきでしょう。
大事なことは現在の作業から圧倒的な効率化よりも、計画をしっかり立てながらそれを計画通り遂行していくということを繰り返すことという考えで来年も活動していければと思います。
採用と教育の強化
来年の大きな課題は採用と教育でしょう。ある程度売り上げが上がっているときに、そのスピードを維持できるかどうかはほとんどが人による影響が大きいことかと思います。
上記でも書いたように来年には採用サイトを完成させ、LICTのYouTubeチャンネルを開始し、採用の応募者の増加、教育の強化を図りたいと思います。
現在の採用の現状としては年間10人程度の応募者が主にInstagramとリファラルでくるといった感じです。この程度だとなかなか、人選することは難しい状況です。
幸いにも数少ない応募者の中から非常に優秀で人柄のいい社員たちが入社してくれてはいますが、これまでの経験からいつでもそういった状況が続くわけではないことも身に染みています。
だからこそ、当社にマッチした社員を明確化し、そのターゲットに対する採用を必要な分だけ行えるブランディング活動をすることが重要だと考えます。
直近の目標としては年間30人程度の応募者を募ることができればいいと思っています。将来的には年間50人以上の応募者が来るような会社にしていければとも考えているため、採用サイト×YouTubeという体制を整えていこうと思います。
短期的にはInstagramやLINEの活用方法を見直すことで応募者を増やすことを考えていますが、新規のアクセスと長期的なことも含めるとやはり、採用サイト×YouTubeというのは現代では最強のマーケティングではないでしょうか。
ちなみにこれを見てくださっている方でLICTで働いてみたいと思っている方は一度ご連絡いただければと思います。
らーめん極電話番号:025-794-3330
らーめんいちぶ電話番号:025-795-6122
採用、ブランディングにおけるYouTubeチャンネルの発足
現在運用を進めている富永一力のチャンネルではあまり飲食とは関係のないコンテンツがほとんどですが、これから始めるチャンネルに関してはらーめんや私たちの働き方を中心にしたコンテンツをお届けするつもりです。
昨今では1企業に1HPよりも1企業1YouTubeチャンネルという時代になってきていると思います。やはりテキストよりも動画の方が圧倒的に伝えられるものは多く、そして伝わりやすいということは皆さんも理解いただけると思います。
最近では特に企業のYouTube進出の流れは顕著で非常に多くの企業が参入し、効果をあげている企業も多いです。
中には初めてのYouTubeを会社で取り組んでいる企業も多いですが、中々な工数と社員をうまく起用すること、外注する際の費用などで非常にうまくいっていない企業も多いようです。
その点、私がすでにYouTubeチャンネルを運用して150本ほどのコンテンツを作成してきたことと、外注する必要がないことからつまづくポイントの半分くらいはクリアしている気がしています。
とはいえ、大きな課題もいくつか存在します。
1つ目にどこまでリソースを割けるかということです。順調に店舗の売上は伸びているため、人材確保と教育も同時に進めていかなければ難しいのが今の状況です。
2つ目に個人と企業としてのコンテンツや性質の違いについてです。やはり演者や構成などは大きく違ってきますし、それを継続できる形をとれるかということも重要です。
YouTubeに関してはそれなりに長期的な施策ということになるので投稿頻度が少なくてもクオリティを高く続けていくことが重要となります。1つ目の課題と合わせて戦略を考え、やりながら改善することで対応してくしかないでしょうからその辺も心して取り組みたいと考えています。
当然現在運用しているチャンネルに関してもこのまま継続しながら進めていきたいと思います。合わせて社員のPCスキルも少しづつついてきたので、同時にこの社長ブログやLICTの日報でYouTubeのテキスト化も進められれば一番いい形となります。
店舗事業での市外へのアプローチ
来年の大きな目標として掲げていることの一つに店舗事業の市外へのアプローチということがあります。
これは『らーめん極』にフォーカスした課題ということではありますが、『らーめん極』は開店より8年以上が経過しているとということもあり、市内のお客様には多くのお客様にご来店いただけるようになりました。
そんな中、さらに『らーめん極』という店舗を成長していくには少しづつ、市外のお客様への認知に関しても取り組むべきフェーズに差し掛かってきたのではないかという感覚がしています。
というのも、最近では市内全域に折込チラシをすることが多いのですが、そこでアンケート付きのクーポンを配布しました。
そこで、来店したことがあるかの有無を答えていただくだけのアンケートです。
その結果としては95%ほどのお客様が来店したことがあるという回答を頂きました。折込チラシに関してはすでに新規のお客様を獲得するには難しい媒体となるほどたくさんのお客様にご来店いただけるようになったということです。
ここから考えられるのは、マーケティングの媒体を変えることと、マーケティングのエリアを拡大することだと思います。
ということで、ここからはSNS広告やYouTubeなどでもう少し広いエリアにもリーチできるようなマーケティング施策を講じていかなければいけません。
当然LINE等への登録や運用を用いた来店頻度の向上を目指す部分もあるでしょうが、それと並行して行う『リーチの拡大』が必要となってきているわけです。
これに関しては、これまでよりも予算増加や予算最適化ということが大事になってくるとは思いますが、どこまで予算を割き、どんな媒体でどのようにリソースを割いていくかが重要になってきそうです。
Instagramにおいてはこれまでも市外の人へのアプローチとして活躍してきましたが、さらに多くのリーチということを考えると、リールの効果的な運用や広告ということも選択肢に入ってくるでしょう。
これまで、SNS広告の経験もありますが、店舗型の場合はっきりとした数字を管理するのはウェブ広告においても難しいのが現状です。
それを鑑みながらでも次のフェーズにいくために積極的に動いていかなければいけないとは感じています。
同様にウェブ広告ということになるとLPを制作することが必要になってきます。そこに関してもYouTube事業のこともあり、リソースをどう割くか、ということが課題になってきそうです。
できることは山積みですが、その中でどこにどのくらいのリソースを割くかはどの点においても最重要課題ということになるため、計画の実行力ということを来年の大きな目標として挙げておきたいと思います。
まとめ
まとめです。この振り返りを書いてて思ったのはやはり、戦略、設計とそれに対する実行力というのが来年の大きな目標となりそうです。
できることは多く、リソースの配分やどの程度社員に業務を割り振るのかということが非常に重要になってくると思います。
やはり、作業の効率化ということを念頭におきながら一つ一つ取り組みつつ、時間の経過とともに結果となって現れてくるというものかもしれません。
毎年のことながら、このように振り返りを行なっていると、ただ黙々と思考と作業を繰り返しただけに思えますが、はっきりとした成長、課題というのを把握することができるなと感じます。
最後にこのブログで一つでも感情や行動に刺激となり、参考にしていただけるものがあれば幸いです。
来年もLICTとして飛躍できる一年になるよう励んでいきたいと思います。
それでは。