この記事ではデジタルコンテンツの作り方について解説しています。
あなたがいざwebマーケティングを始めようと思った時に、どうやってコンテンツを作っていけばいいのか迷っているはずです。
ブログには何を書けばいいのか、あなたが作ったコンテンツを有料にすることはできるのか、どういう順番で書けばいいのか、どの媒体でアプローチすればいいのか、疑問に思っていることは多くあるでしょう。
この記事ではそれらを全て解決できるでしょう。
こんにちは。富永一力(とみながもとちか)です。
もしブログを初めてからこの記事を読みたいと思った人はまずはこちらの記事を読んでwordpressブログをスタートしてください。
デジタルコンテンツとは
デジタルコンテンツとは、主にデジタル形式、つまりデータによる文章や音声、動画、サービスのことをいいます。
今まではアナログコンテンツである本や雑誌、CD、DVDなど形あるものを買ったり、手にとって見たりして情報を得てきました。
ですが今やスマホが当たり前の時代、なんでも携帯ひとつでみることができるようになりましたね。これらスマホで見ることの出来るもの全てをデジタルコンテンツと捉えることもできますね。
今やデジタルコンテンツなしでは生きていけないと言えるほど私たちを便利にしてくれたものになります。
デジタルコンテンツの種類とは
デジタルコンテンツはどのような種類はあるのかを整理しておきましょう。
基本的には以下のようなものがあります。
- 文章
- 動画
- 音声
- ZOOMを使ったウェビナー
- ZOOMコンサル
- Netflixなどのサービス
- 動画スクリプト
- メールやLINEなどのチャット
デジタルコンテンツと聞いて文章と動画と音声という人がいます。確かにそれに集約される形にはなりますが、知識の浅い人だと『文章=ブログかPDF』と捉えがちですが、メールや動画スクリプトなどアプローチの仕方によってデジタルコンテンツの種類は広くなります。
またNetflixなどの会員サービスなんかもデジタルコンテンツということを忘れてはいけません。
デジタル上のプラットフォーム自体がデジタルコンテンツなのです。
なぜコンテンツを作れないのか
コンテンツを作る前になぜ作れないのかについて理解しておくといいでしょう。
デジタルコンテンツの作り方を教えてくれる人がいないから
まず第一の理由として学校や家族がこのようなことを教えてくれる人がほとんどいないからです。
学校の先生や親世代だとそもそも時代が違うということがあげられるため、デジタルコンテンツを作ったことのない人が多いのが事実でしょう。
またインターネットで検索をしてもあまりにも情報量が多く、それらを精査したり、自分の中で整理することも大変です。
これだけデジタルコンテンツが溢れているのに、それを教えてくれる人が不足していることは事実としてあるでしょう。
知識が乏しい
デジタルコンテンツに限った話ではないですが、アウトプットするということはそれなりの知識を持ち合わせていなければいけません。
わかったような気になっていざ人に説明してみると、少しわからないところはぼかしながら話す人いるじゃないですか。まさにそれです。
ブログを書くぞって大した知識もない人が適当にその辺の記事をつぎはぎしながら誰が書いても同じような内容の人とかよく目にしますよね。それらもとってつけたような知識しかないからですね。
別に知識が乏しいこと自体が悪いのではないです。ただ頭の中で整理できていなかったり深い知識を知らないのでデジタルコンテンツを作っていて途中で挫折する人が多いです。
ただ、そこで自ら調べたり実践していくいけばこちらは改善することができますね。
かくいう僕もこの記事のようにブログやトークスクリプトを書きながら整理していくことがあります。
知識というのは基本断片的なものが多いので、それら点と点を繋げることはデジタルコンテンツを作る上では重要なことでしょう。
ネットに弱いと思い込んでいる
次はネットに抵抗感がある人です。
webで集客したいと考えているにも関わらず、本当にそんなこと出来るのかと自分自身でメンタルブロックしている人も多いです。
思い込みというのは基本的にその人にしかわからない感覚です。
ファッションなんかもこの例をよく耳にしますね。
僕にはこういう服は合わない、私はこういう髪型は似合わないという思い込みです。
もちろん身長や顔の形、スタイルなどそれぞれに違う部分はありますが、自分自身でこの色は合わないと決めつけている人はとても多いように感じます。
もしまだネットに弱いと思い込んでなかなかスタートを切れていない人はメンタルブロックを排除する必要があります。
デジタルコンテンツの価値に疑問を感じている
これもメンタルブロックの一つと言えるかもしれませんが、デジタルコンテンツの価値自体に疑問を感じている人もいます。
一昔前まで、デジタルコンテンツは情報商材と言われてきたからです。情報商材屋になりたくないみたいな思い込みをしている人も多いかと思います。
ですが時代はだいぶ変わりました。情報商材というのは事実でしょう。しかし情報という価値の提供方法も変わりました。
ブログやホームページだって情報ですし、アニメやゲームもエンタメを用いた情報でしょう。そこに体験という概念さえ付け加えられています。
そしてなんといってもデジタルコンテンツが役に立ったと思わない人はどれだけいるのでしょう?Googleで検索したことないですか?スマホで使っているのはアプリというデジタルコンテンツです。
疑問に思ったことをデジタルコンテンツに解決してもらったことはないですか?
冒頭にもお話ししましたが、デジタルコンテンツは今の僕たちにとってはなくてはならない存在です。もしその価値に疑問を感じているならそれはあなたの間違いだとはっきりと言っておきます。
無駄なメンタルブロックは今すぐに捨てましょう。
実践的デジタルコンテンツの作り方
それでは実際にデジタルコンテンツをどのように作っていくのか実践的な方法をご紹介しましょう。
あなたがどんなデジタルコンテンツを作るんであれ、これから説明する作り方であらゆるデジタルコンテンツを作ることが出来るでしょう。
デジタルコンテンツの本質
さて、まずはデジタルコンテンツを作る上でその本質の部分に触れておきましょう。
それはユーザーの悩みを解決すること、願望を叶えることの2つです。
こんなことをいうと情報商材屋っぽく聞こえがちですが、本当のことです。
世の中の商品を見てみてください。
Netflixは暇な時間を楽しみに変えることができます。またみたかった映画をみることができます。
あなたが検索して発見した情報はあなたに知識を与え、仕事や生活に役立てることができます。
YouTubeで料理の動画を見れば、あなたは美味しいオムライスを作れるようにもなります。
オンラインスクールに通えば、あなたが挫折しないようにサポートしてくれる先生がつき、数ヶ月でプログラミングを学び、IT企業への就職をさせてくれます。
会社のプレゼンを成功させたければUdemyで学び、新たな取引先獲得をすることに役立つかもしれません。
Amazonは私たちが外に出かけなくてもなんでも買うことができます。
このようにデジタルコンテンツをあなたが叶えたいことやどうすればいいのか悩んでいることに対して、解決してくれます。
デジタルコンテンツの本質というのは顧客の悩みや願望を手助けしてあげることなのです。
フリー戦略の本質
さて次は少し聞き慣れない人もいるかもしれませんが、フリー戦略について理解しておくべきです。
フリー戦略というのは無料のコンテンツを提供して自分たちの商品に結びつける戦略のことです。
これができなければwebを使って商品を売ることはできないでしょう。
しかしこのフリー戦略の本質に気づいていない人がとても多いです。フリー戦略でデジタルコンテンツを売りましょう。という言葉だけを聞くと、よしじゃあ無料の商品を作って有料の商品を作ってという発想になるでしょう。
でも作ってて疑問が浮かぶんですね。どこまでを無料のコンテンツにしてどこからを有料のコンテンツにしようかって。
以前の僕もそう考えていました。ここまでは基本的な内容だから無料でここからは少し専門的だから有料にしとくかみたいな感じで。
でも少し辺りを見回すと無料でほとんどの情報が落ちていることに気づきます。自分が有料で販売しようと思っていたものが無料で公開している人がいるってね。
ではフリー戦略の本質とはどういうことなのか、それは全ての情報を出すことに価値があるということです。
検索すれば大抵のことは調べることができます。もちろんこの記事の内容も調べたり、いろんな人の意見を繋ぎ合わせれば、得ることは出来るでしょう。それもわかっているからこそこのように無料で出しているわけです。
じゃあ無料のコンテンツと有料のコンテンツの違いは何なのか。
無料コンテンツと有料コンテンツの違い
無料コンテンツと有料コンテンツの違いについて解説します。
無料のコンテンツに関しては人によって違いはあるのでしょうが基本的な持っている全ての情報が無料コンテンツとして位置付けることが出来るでしょう。あとはその人次第ですからね。
じゃあ有料コンテンツはなんなのか。それは情報に付加価値をつけるということです。
具体的には以下の例が考えられるでしょう。
- 情報のまとめ
- 体験をつける
- サポートをつける
- 強制力
- 人的サービスをつける
- セット販売する
- 成果保証をつける
などがあげられるでしょう。昨今では情報には価値がないと言われたりしますが、これは半分あっているし半分間違っていると私は認識しています。
確かにフリー戦略の本質の部分でお話ししたように情報を全て公開する方がいいと思いますしその辺に無料で提供している人はたくさんいます。そういう意味ではお金を払う価値はないとも言えるかもしれません。
しかし、その情報だけでも十分ユーザーの悩みや願望を叶えることが出来ることも事実です。そしてそんな情報を無料で提供しているからこそ、有料の商品を買ってくれることにつながります。
結果的に無料の情報があるからこそ売上をあげられるという事実があるので半分正解、半分間違いの見解ということ感じです。
ここでお伝えしたいことは以下の3つです。
- 無料でどんどんあなたの持っている情報を発信した方がいいということ
- 有料の商品には上記にあげたような付加価値をつけることが重要だということ
- フリー戦略の本質を理解し、デジタルコンテンツを作っていくマインドセットを持つこと
これらを意識し、次の章へ取り組んでもらうといいと思います。
リサーチする
さて、それではここからはいよいよ実践的に手を動かしながらあなたのでじたるこんてんつを作り上げていきましょう。
まずあ最初はリサーチをするということです。
ここまででデジタルコンテンツの本質は理解しましたね。頭の中で『私はこんな悩みを解決出来るかもしれない』と漠然と思ったことがいくつかあるのではないでしょうか。
それに対してリサーチをしていきます。
例えば、
あなたのビジネス経験を生かし、上手なプレゼンをしたいけどどうしたらいいのかわからないという人のためにプレゼンが上手くなる方法を提供することを思ったとします。
とすれば、Google検索でプレゼンの上達について調べればいいですね。
あるいはYouTubeでもいいし、Udemyでもいいでしょう。あるいはインフォトップで調べてもいいし、広告を調べることも有効的です。
他の人がどのようなコンテンツを発信し、どのような商品を販売しているのかをリサーチします。
リサーチをする上でみるべき点は
- 誰をターゲットにしているのか
- どんなコンテンツを発信しているか
- 情報以外の付加価値はなんなのか
- 顧客の本当の悩みを解決しているか
この辺りに注目してみるといいでしょう。
リサーチの目的は競合の状況を調べ、自分のポジションの方向性を決めていくことです。
同じプレゼンというジャンルのデジタルコンテンツであっても、初心者向けか外資系コンサルタント向けかによっても内容は全然違ってくるでしょう。
また競合が発信しているコンテンツ以外に自分が提供できる情報は何かをはっきりさせることもできるでしょう。
そしてどのような付加価値をつけているのかを理解すれば、それと同等、もしくはそれ以上の価値を提供できれば有料として販売することができる基準を設けることもできるでしょう。
それからリサーチをすることで顧客の本当の悩みにも気づけるでしょう。
プレゼンの話であれば、そもそもプレゼンを上手くなりたいのではなく、資料作りは得意だが、話すのが苦手なので、話し方が上手くなりたい人がいるという発見もあるかもしれません。
リサーチをすることで競合の調査と顧客の本当の悩みについて徹底的にリサーチしましょう。
これはとても大事なフェーズです。リサーチなしの自分が書きたいだけ、作りたいだけの情報の価値というのは非常に低いものになりがちです。
Googleの大事にしている概念の中に「ユーザーファースト」という言葉がありますね。ユーザーファーストのコンテンツを作るためにリサーチは絶対的に必要な要素になります。
あらゆる媒体を使ってリサーチをしましょう。
ペルソナ設計
さて、ここまででリサーチして漠然とした方向性が出来上がってきたと思います。
次にペルソナを設計していきます。
ペルソナとは具体的なターゲット像のことをいいます。ターゲットというと30代でビジネスに興味があってとかかなり漠然としたものになることが多いのですが、ペルソナはもう少し具体的に1人の人として捉える発想です。
もちろんあくまで架空の人という体ではありますが、まるでその人が本当に存在している人であるかのような具体的な人物像を設計していきます。
ペルソナを作ることによって、あなたのデジタルコンテンツを誰のために作るのかが明確になり、よりその人にとって深く価値を提供できることにつながるからです。
ペルソナを甘く見ている人はとても多く、それゆえにコンテンツがぼやけている人もとても多いです。ペルソナがぼやけているとただの情報の羅列になってしまいます。
もちろん情報の羅列にも価値はありますが、それだけでは競合と比較された時に負けてしまうことが多いです。
私のようにほぼマンパワーでデジタルコンテンツを提供している人間からすると大企業のように金も人も影響力もあるようなコンテンツにはなかなか太刀打ちできないでしょう。
しかしペルソナをはっきりとさせてその人にとって価値の高いコンテンツを提供することができれば、あなたに熱烈な興味を抱いてくれることでしょう。
大企業はその特性がゆえにそこそこ大きな市場を取りにいかなければ価値がありません。しかし私みたいな個人で運営している人であれば、そこまで大きなマスを取りにいかなくても十分成果に繋げる価値があるのです。
だからこそペルソナを明確にしてその人にとって価値の高いコンテンツを作る必要があります。
ペルソナを設計するには具体的に以下の2点があります。
- デモグラフィック
- サイコグラフィック
この2点を明確化していきましょう。
デモグラフィックとサイコグラフィック
デモグラフィックは、性別、年齢、収入、独身/既婚など、事実関係を表すデータのことです。
サイコグラフィックは、購買者の習慣、趣味、嗜好、価値観などをいいます。
言い換えれば、「誰が」買うのかを表すのがデモグラフィック、「なぜ」買うのかを表すのがサイコグラフィックということも言えるでしょう。
この2点を明確化すればペルソナがどんな人間で、どんなものを欲しているのかが見えてくるようになるはずです。
このペルソナに対してコンテンツを作り込んでいくことによりあなたからデジタルコンテンツを受け取る価値を何倍にもしてくれることでしょう。
5W1Hで考える
それではリサーチが終わり、ペルソナを設計しましたので、もう少しコンテンツを作るための要素を具体化しておきましょう。
そのために5W1Hを考えます。
5W1Hは説明するまでもないかもしれませんが、
- who(誰に)
- why(なぜ)
- when(いつ)
- what(何を)
- where(どこで)
- how(どのように)
のことですね。
これら全てではなくてもいいのですが、少なくとも
- who
- why
- what
- how
は明確にしておきましょう。
ここまででペルソナを作っているのでwhoの部分は決定しているでしょう。
他の部分を埋めていきます。
もちろんある悩みを解決することに対して、多くのwhat(何)やhow(どうやって)の部分が出てくるでしょう。
それらはコンテンツをたくさん作るアイデアにもなります。
できる限り、あげてみましょう。
それをもとに次の章で実行していきます。
コンテンツの書き出し
さてここまできたら実際にコンテンツを書き出してみましょう。
ここまでやってきた
- デジタルコンテンツの本質の理解
- フリー戦略の本質の理解
- リサーチ
- ペルソナ設計
- 5W1H
に基づいて作り得るあらゆるコンテンツを書き出してみましょう。
この時はどんなコンテンツが考えられるのかざっくりでOKです。
何個でもいいです。
例えば、このブログであればまだwordpressを始めていない人に対しての記事を書いています。
- wordpressとは
- wordpressの始め方
- wordpressの使い方
- wordpressにナビゲーションメニューを実装する方法
などなどwordpressに関して知らない人が自分でwordpressサイトを構築できるような記事が書いてあります。
このような感じであなたの得意なジャンルに対して誰に何をどうやっての部分を元にコンテンツを書き出してみるんです。
ここではタイトルとか中身がどうとかそんなものは気にする必要ありません。
とにかくこれについて書けそうだというものをいくつもあげることが重要です。
タイトルや中身に関してはこれからのフェーズで作っていくので安心してください。
アウトラインを作成する
たくさんのコンテンツを書き出すことはできましたか?
次はそのコンテンツ一つ一つに対してアウトラインを作っていくことをします。
いよいよコンテンツの骨組みを考えるフェーズです。
例えば私のブログにある『wordpressとは』というコンテンツに関しては以下のようなアウトラインを考えました。
全世界で使われているWordPress(ワードプレス)とは?
- WordPressが人気な理由
- WordPressはどんな機能があるのか
WordPressのメリット
- 新規のサイト構築が簡単にできる
- 難しい知識がない人でも更新が簡単
- 豊富なプラグインで機能を追加できる
- 豊富な「テーマ」でデザインを簡単に変更できる
- ブログだけでなく多機能サイトができる
- Web上に多くの開発情報が出回っている
- スマホのアプリでどこでも記事が投稿できる
WordPressのデメリットは?
- 見えない部分を理解するにはそれなりの知識が必要
- WordPressのシステムとプラグインのアップデートが必要
- セキュリティのリスク
wordpressはwebマーケティングの柱
こんな感じです。
まずは大きな見出しとしてこの説明をするというものを書き出して
その中で小さな見出しを書き出していきます。
これがアウトラインです。
この時、いきなり書こうとしても何も書けないかもしれません。
しかしここまでのフェーズでやってきたことを生かします。それがリサーチとペルソナです。リサーチをして競合がどのようなコンテンツを出しているのか確認しましたよね?
基本的にはそれを元に作っていけばいいのです。
ただしペルソナを設計しましたね。あなたのペルソナに対して響く言葉で必要なことを書いていくのです。
リサーチをしていろんな人のいい部分をとってきてペルソナに対して適切に伝える内容にしてあげる。
これができれば非常に優秀かつ、書きたいコンテンツに対して網羅的な内容を書くことができるでしょう。
そしてまだアウトラインを作る段階です。中身の文章は書かなくても大丈夫なわけですからとにかくどんなことを書くのか大まかな骨組みを作ってあげるのです。
アウトラインはその後、中身を作っていくための指針になります。
アウトラインは先程の私の例では大枠と中枠の2階層だけでしたが、中枠の中に小枠を作ってもいいですし、3階層でも4階層でも構いません。初心者の人はこの階層を細かく分けた方が後々中身の文章を書くときにとても書きやすくなるとも言えます。
一つ注意点としてあまりに細かくするとそれを読んでいる読者に内容が伝わりづらくなる可能性がありますので、多くとも4階層くらいに留めておくことをおすすめします。
それではここまでの話を元にあなたの書き出したコンテンツの一つ一つにアウトラインを作っていきましょう。
もしあなたが前のフェーズでコンテンツを書き出した時、たくさんのコンテンツをあげたのであれば、それ全部でなくてもいいでしょう。出来そうなコンテンツからやってみるといいと思います。
さすがにコンテンツを50個書き出してそれにアウトラインを作っていくには相当な時間を必要としますから。
最悪1つでもいいのでまずはアウトラインを作ることを実践してみましょう。
2つ目以降は同じことをやりながらコンテンツを増やしていくことが出来ますからね。
コンテンツのビッグアイデアを作る
さてアウトラインは作れましたか?
ここからはさらにコンテンツを深い内容にしていくために、ビッグアイデアを作るということをお話ししていきます。
もしここまでのフェーズだけでコンテンツを作ってしまうとそれは人がやっていることのつぎはぎのようなコンテンツになりかねません。
もしペルソナをしっかりと捉えてそのペルソナに対して、しっかりとアプローチできていれば自然とこれからお話しするビッグアイデアも含まれているかもしれませんが、コンテンツをあまり作ったことのない人からすると難しく思た人もいたと思うので、あえてここでビッグアイデアのフェーズを挟むことにしました。
ビッグアイデアとは
まずビッグアイデアとはなんなのかについて解説しておこうと思います。
ビッグアイデアはコピーライティングなんかを作るときによく目にする言葉なんですね。
ビッグアイデアとはで調べるとこのようなことが書かれていたりします。
‘’「ありきたりなベネフィットを、新しく、面白く見せるアイデア」のこと。’’
ベネフィットというのは顧客が得るメリットのようなものです。
このメリットの伝え方を違うアイデアで伝えることというふうに認識できると思います。
例えば、
『wordpressをマスターできる方法』
というありきたりな言い方ではなく
『僕がお金に気にしなくてもよくなったきっかけはwordpressでした』
のようにただ単にwordpressをマスターする方法というのではなく、お金に気にしなくなった。そのきっかけがwordpressだったんだ。
という風にお金を気にしなくてもよくなったという方が強く伝わる言い方だったと思います。
このようにビッグアイデアは使われているんですが、デジタルコンテンツ全般においてもビッグアイデアは使えると思っています。
先程の私のwordpressの記事のアウトラインの例の最後を思い出してください。
wordpressはwebマーケティングの柱
とここではwordpressを使ったほうがいいということを言いたい訳なんですが、それを『webマーケティングの柱』と書いてます。
これはwordpressを使った方がいい理由をwordpressの機能以外の面で使うべきだと言う内容を書いてます。
wordpressがこんなに高機能だから使った方がいいというありきたりな言い方ではなく、webマーケティング全体を見た時にwordpressを使った方がいいというビッグアイデアを提示したんです。
このように当たり前の言い方を
視点を変えて伝えたり
ペルソナに刺さる言葉を使ったり
独自の経験から思うこと
なんかを織り交ぜて記事を作ることで、さらに価値の高いコンテンツを作成することができます。
あなたが作ったアウトラインの中のもの、あるいはそれ以外にビッグアイデアの見出しを作ってコンテンツのアウトラインに加えてください。
コンテンツの一部分だけでいいので、このビッグアイデアを加えることであなたのデジタルコンテンツは飛躍的に価値が高くなるでしょう。
コンテンツを作成する
ここまでで、あなたが作るコンテンツの枠組みは完成しました。
あとはそれについて内容を作っていくだけです。
ここまでの工程をしっかりと取り組んでいれば、スラスラとコンテンツの中身を作ることが出来るでしょう。
もしここでコンテンツの中身を作り進められなければ、ここまでのフェーズでの作業あるいは理解が足りないかもしれません。
あなたはここまでコンテンツを作り込むまでのあらゆる準備をしてきました。
デジタルコンテンツの本質の理解
フリー戦略の本質を理解
リサーチ
ペルソナの設計
アウトラインの作成
ビッグアイデアの作成
ここまでの作業をやってきたのです。
もう一度ここまでの作業を整理して書き出してみてください。
それをみながらでいいのです。あなたの言葉でコンテンツを作り込んでいってください。
そして最初は自分のコンテンツがいいものなのか悪いものなのかの判断もつかないと思います。だからひたすらやって世の中に出していくのです。そこでフィードバックをもらい、改善しながらいいコンテンツを作れているのか一歩一歩確認していくのです。
僕はここで自信を持ってください。とはいいません。そんなことを言われたところでなんの役にも立たないからです。
自信は自らの行動とと共に出てくるものだと思います。
昔の情報商材屋は根拠のない自信を持ってくださいみたいなことを言って、その気にさせていた人も数多くいたように思います。
しかし、僕はあなたがこのコンテンツをみてやることでしかあなたの為にならないと思っています。
見て、聞いてそれで終わりであれば、誰でも出来るのです。
ここまで書いてきた作業をやってみてください。そしてコンテンツを作って世に出してみましょう。それがあなたにとって価値のあることなんじゃないかと思います。
確認・修正する
さてここまででコンテンツは作り終えました。
あとは確認作業をするだけです。
テキストであれば誤字脱字を確認したり、言い回しはそれで適切なのかを確認してみましょう。動画であれば編集はそれでいいのか確認してみましょう。
そして最後にここまででやってきた作業を形にできているかを確認します。
ペルソナの悩みを解決できそうなコンテンツになっていますか?
アウトラインは適切な順序で構成されていますか?
ビッグアイデアは含まれていますか?
この辺を確認してみてください。
これであなたのコンテンツは完成です。
そのコンテンツのボリュームが少なかろうと多かろうとまずは世に出してみましょう。フィードバックをもらったり、見られている回数を確認しましょう。
あとはそれらを改善しつつ、違うコンテンツを作るときに活かすだけですよ
あなたの原動力はカンニングペーパーです
ここまで読んでくれてどうもありがとうございます。
読んでくれた方はわかったと思いますが、コンテンツを作るには企画段階が9割を占めます。
コンテンツを作り込むのはほんの一部なんです。
いきなり「よーし。なんかコンテンツを作るぞ」と言ってパソコンの前に座ったところでなんのアイデアも浮かばず作業は進まないものです。
今までのあなたもそのような経験があったのではないでしょうか?あるいはその企画をどのように作成したらいいのかがわからなかったのではないでしょうか?
そんな人はこの記事を印刷してパソコンの隣にでも貼っておいてください。
あなたの行動の原動力となるはずです。
このコンテンツをカンニングペーパーとして使ってください。